前回の「Lian Li PC-Q21BとCORE i3 8100で自作PCを作る」に続き、今回は、超小型ITXケースのIN WIN Chopinのケースで自作PCを作りたいと思います。
という訳で、「ATXとMini-ITXのLian Li PC-Q21BとIN WIN Chopin」のケース比較です。
今回のIN WIN Chopinは、同じMini-ITXケースのPC-Q21Bと比較して高さは同じぐらいですが、横幅が半分近くとさらにコンパクトです。
横から見ると、PC-Q21Bと比べ高さは若干低く、奥行きが少しあるかなという程度です。
PC-Q21BとIN WIN Chopinを斜め横から比べた様子。一回りコンパクトなのが分かります。
IN WIN Chopinケースチェック
正面から見て左側には USB 3.0・イヤホン・マイク端子があります。
ケースのサイドパネルを開けるには、プラスネジを開ける必要があります。
ケース内部の様子。mini-itxのマザーボード分しかスペースがありません。
IN WIN Chopinケースにマザーボードを入れる
ケース後ろ側にバックパネルをはめ込み、端子を合わせながら入れていきます。
マザーボードをケースに組み込んだ様子。本当にギリギリです。
マザーボードにケーブルを接続する
CPU電源供給コネクタを接続します。
サイドパネルにある、USB 3.0コネクタケーブルをマザーボードに接続します。狭くて見にくいため、スマホのライトを照らしながらつなげます。
SATA用のケーブルなど、使用していない余ったケーブルは端にまとめます。
これで一通りケーブルをつなぎ合わせました。
CPUクーラーファンの干渉
IN WIN Chopinは、CPUクーラーの高さが最大43mmまでですが、今回使用したCPUクーラーIS-40Xの高さは高さ45mm。2mmオーバーしています。実際ケースから少しファンが出っ張っています。
しかし、サイドパネルのメッシュが出っ張っているためパネルをはめる時は、押し込みながらスライドさせることで、ぎりぎりパネルを収めることができます。
このようにCPUファンを回転させても、干渉してファンが止まったり、擦れた変な音が出たりすることはありません。
ケースの裏側にあるスペース
ケースの右側(マザーボードの裏側)には、HDDなどの設置するスペースがあります。
前機種?は、ここに光学スリムドライブを設置できたようですが、このケースは前面がアルミで覆われているので、設置することはできません。
2.5インチHDDを設置した様子。
他にもスペースがあるため、USBテレビチューナを内蔵することも出来そうです。
本体ケースのバックパネルには232Cやアンテナ用?と思われる穴や切込みがあります。ここの穴を少し広げてテレビ用アンテナコネクタを設置したいと考えています。
内蔵電源ユニット
IN WIN Chopinには、150wの電源が内蔵されています。
電源の奥行きは150mmを少し超える程度。
横幅は33mmぐらい。
高さは、54mmぐらいです。
以上のサイズに収まるACアダプタを用意して交換できれば、電源部分のファンが無くなり音を静かにできます。
ケース組み立て最終チェック
ケース裏側。電源コネクタはミッキータイプになっています。
ケース内部。SSDのヒートシンクに熱がたまらないように、ケーブルを上に置かないようにしました。
全てのケーブルを接続して、サイドパネルを外した様子。これで組み立て完了です。
あの後、モニターを接続し電源を入れた所、無事にWindowsが起動しました。
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