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アマゾンで売ってるDEVAISE デスクワゴン購入レビュー

4.0
スタンディングデスク周り

DEVAISE デスクワゴンのダンボール

Amazonで売っている、DEVAISEの格安ディスクワゴンを購入したので、レビューします。

購入の経緯は、電動スタンディングデスクを導入したのですが、天板の下に約6 cmと厚みのある柱が通っているため、今まで使っていたデスクワゴンにぶつからないように高さを調整すると、机の天板の高さが74 cmと高くなってしまいました。

そこで、一般的な机の高さ70cmにするために、今使っているデスクワゴンよりも高さが低い、デスクワゴンに交換しようと思いました(たかが4cm、されど4cmです・・・)。

 

 

スタンディングデスク向けのデスクワゴンは何種類か存在しますが、新品で買うと6万円近くします。ただこれらはオフィス家具のため、中古のオフィス家具店を回ると、運が良ければ1万円程度で購入可能です。

いろいろネットで見たところ、オカムラのスタンディングデスク向けのワゴンがあったのですが、私の欲しかった色のブラックではなくシルバーしかありませんでした。

なので、そちらは諦めてAmazonで売っていた格安のディスクワゴンを購入することにしました。

 

DEVAISEのデスクワゴンを開封する

DEVAISE デスクワゴンの箱を開けた様子

箱の上の蓋を開けた様子。この状態で「さぁ、取り出すぞ!」と思ったのですが、重たくて持ち上がりません。。。

 

DEVAISE デスクワゴンの箱を裏返しにする

どうしたものかと思いましたが、以前購入したヘルシオを箱から開けた時の様子を思い出し、今回も同じ方法で行くことにしました。

それは箱をひっくり返すことです。

 

箱を取り出した状態

箱をひっくり返し上に引っ張ると、ディスクワゴンが出てきました。

 

ワゴンの四隅を傷から守るクッション

デスクワゴンの四隅には、クッション性の高いゴムと発泡スチロールの中間のような素材が挟まっていました。

 

またディスクワゴンの端には、普通の段ボールよりもすごく硬い圧縮されたようなダンボールがガードとして入っていました。

この固いダンボールは、重量がある電動のスタンディングデスクを購入した時にも採用されているものでした。

 

ワゴンの裏側

緩衝材や袋からワゴンを取り出した状態です。今まで使っていたオカムラのデスクワゴンの下は板でふさがっていましたが、今回購入したワゴンはこのように穴が開いています。

 

付属の鍵

前面は緩衝材で覆われています。

 

傷がついている

ワゴンの後ろ側に薄い傷がありました。アマゾンのレビューでは「傷があった」や「へこみがあった」などのクレームが書かれていて、ある程度の傷などは覚悟していました。ですので、私としてはこの傷は許容範囲内です。

 

一番上の引き出し

一番上の引き出し開けた様子。内寸は、横:32.5cm、奥行:43cm、高:7cm*です。

 

一番上の引き出しの高さ

* 高さは枠の高さ。カメラの撮影角度から10cm以上大丈夫なように見えますが(以下同様)、実際には約10cmまでの高さになります。

 

2段目の引き出し

真ん中の引き出しを開けた様子。内寸は、横:32.5cm、奥行:43cm、高:7cm*です。

 

2段目の引き出しの高さ

* 高さは枠の高さ。実際には約11.3cmまでの物を入れてもok。

 

三段目の引き出し

一番下の引き出しを開けた様子。内寸は、横:32.5cm、奥行:43cm、高:24cm*です。

 

三段目の引き出しの高さ

* 高さは枠の高さ。実際には約25.8cmまでの物を入れてもok。

ここまで詳しく書いてなんですが、数値を保証するわけではありません。違っていても恨まないでください。

Amazonに記載されている寸法と違うのは、あちらはたぶん外寸だからだと思います。

正直、本当は上記の寸法より何ミリか大きいのですが、実際に物を入れていないので、少しマージンを取って書いています。

 

付属品一覧

2段目に入っていた箱を開けると付属品(キャスター・文具トレー・仕切り板2枚、レンチ、説明書等)が入っていました。

 

DEVAISEのデスクワゴンを組み立てる

ワゴンの説明書

ディスクワゴン本体は、すでに組み上がっていますが、キャスターは自分に取り付ける必要があります。取り付けるパーツは、A~Hまでの8種類あります。

 

ワゴンの説明書2ページ目

説明書に書かれている手順によると、ワゴンをひっくり返しキャスターを取り付けて元に戻すという感じです。

 

付属のキャスター

袋からパーツを取り出し、部品を取り付けていきます。

 

キャスターはストッパー付きが2個、ストッパーがないのが2個あります。ストッパー付きキャスターは、前の方に取り付けます。

 

キャスターのボルトサイズ

ちなみにキャスターのボルトの直径は約1cmです。

 

ワッシャー

ワゴンの下にキャスターを取り付けるネジ穴がありますので、その上にワッシャーを載せます。

 

キャスターを入れる

続いてキャスターを逆さまにして、ネジ穴に入れていきます。

 

ボルトを手で締める

キャスターの根元についている六角のネジを手でくるくる締めていきます。

 

ボルトを手で閉め終わる

手で回せる範囲まで、六角ネジを締めました。

 

六角レンチで締める

最後に付属品のスパナで、六角ネジをきつく締めて完成です。

 

キャスターを取り付け終わる

残り3箇所のネジ穴に対して、同じことをします。

 

一番下の引き出し

続いて一番下の引き出しの下にキャスターを取り付けます。一番下の段は荷物がたくさん入り重くなる傾向があります。

左右に付いているスライドレールだけでは、重さを支えきれなくなるため、取っ手の下に重さを分散させるキャスターを付けます。

 

一番下の引き出しにキャスターをつける

ネジ穴の位置にキャスターを合わせ、プラスドライバーネジをで取り付けていきます。

ちなみにプラスドライバーは付属していませんので、別途用意する必要があります。特にこだわりがなければ、100均のダイソーなどで買ってくるといいと思います。

 

一番下の引き出しにキャスターを付ける際のネジの太さ

ちなみにここで使ったネジの直径は約0.4mmです。

 

引き出しのキャスター取り付け完成

これで全ての箇所、合計5箇所にキャスターを取り付けることができました。後はひっくり返して元に戻します。

 

ワゴンの引き出しに仕切り板を設置します。

 

仕切り板の厚み

仕切り板は薄い鉄板で出来ており、2枚入っています。

上の画像は、上からと横から見た様子です。仕切り板としては薄いので心もとないですが、鉄でできているため、ある程度負荷がかかっても耐えられることができます。

 

引き出しの左右には、縦穴があいており、仕切り板の端の突起を差し込むことで固定します。仕切り板は下まで全て覆われているものではなく、下の1/3は空間ができます。

 

最後に一番上の引き出しに文具トレイを載せます。トレイ・引き出しそれぞれの溝に合わせて、トレイを固定します。

 

オフィス家具と家庭用家具の比較

今まで使っていたディスクワゴンとの比較

今まで使っていた、国内大手オフィス家具メーカーオカムラのオフィスディスクワゴンと、家庭用向けデスクワゴンを比較していきたいと思います。

ちなみにオカムラのディスクワゴンは新品で買うと6万円強(オフィス中古家具店だと1万円強)します。

 

今回購入したDEVAISEのデスクワゴンは約1万円で、どれだけ差が出るでしょうか。

 

ディスクは後に付いてる傷

比較の前に、組み立て終わってワゴンを目にすると、引き出しに薄い傷がついていました。強くぶつけた覚えはないので、塗装の耐久性に問題がありそうです。

 

岡村の引き出しの手持ち

両方のワゴンには、引き出しのサイドに隙間があり、指を入れて引っ張り出す方式です。

 

岡村のワゴンの引き出しの手持ちのストッパー

オカムラのワゴンは、サイドにレバーが付いており、そのレバーを押すことによって、ロックが解除され、引き出しを引っ張り出せる仕組みになっています。

 

ストッパーをした状態

レバーを押し込むと、ロックが内側に押し込まれて解除されます。レバーを押さない限り引き出すことができないため、強い地震の時に飛び出す心配がありません。

 

DEVAISE デスクワゴンの引き出しの手持ち

DEVAISEのデスクワゴンの方も、横の溝に指を入れて引き出します。

 

DEVAISE デスクワゴン引き出しの手持ちを開いた状態

こちらはレバーが付いておらず、そのまま引っ張る形になります。ただし、引きはじめ(と、しまい終わり)には「カクン」と若干力を入れて行います。

想像ですが、左右にレールがついていますが、レールの端の方に突起が付いており、乗り上げる形で固定する仕組みのようです。

ですので、少しの振動や地震では引き出しが飛び出すということはなさそうですが、レバーを押し込まないと出てこないオカムラに比べると、引き出しのロック力は全然違います。

でも、通常使用では問題ない部分だと思います。

 

それぞれの引き出しの、前の厚みを見比べた様子。オカムラの方は、引き出しの前にロックレバーが付いているため、厚みがあります。

この辺は、コストの差に現れているようです。

 

今まで使っていた文具トレーとの比較

続いて文具トレーです。下がオカムラ、上がDEVAISEの方です。DEVAISEの方がやや広めです。

 

文具トレーの厚み

トレイの高さに関しては、カオムラの方が高いです。

 

オカムラのディスクワゴンの底

オカムラのビジネスワゴンは、下に鉄板でふさがれています。

 

引き出しのキャスター取り付け完成

対して、DEVAISEのデスクワゴンは穴が開いています。鉄板の部材がない分、軽量化に貢献され男性であれば、引っ越し時など、持ち上げて移動も可能です。

その代わり、強度が弱くなるため引き出しを開け閉めする際、オカムラに比べるとDEVAISEの方はやや横ゆれが発生します。

オカムラのワゴンは重たくて男性一人では運ぶのが難しいです。

 

オカムラとDEVAISEのデスクワゴンサイズ比較

ディスクワゴンの高さ

両方のワゴンを並べて高さを比較します。メジャーで計ると約4.5cmサイズが高さが低くなったことになります。

 

デスクワゴンの高さ

今まで使っていたオカムラのワゴンは、高さが約64.5cmありましたが、今回のワゴンは60 cmきっかりです。

 

デスクワゴンの奥行き

奥行きに対してもこのぐらいの差が出るようになりました。奥行きに余裕ができた分、デスクトップパソコンを置くスペースとしてもいいかもしれません。

 

ワゴンとスタンディングデスクの高さの関係

ワゴンの高さが低くなったことになって、机の高さも低く出来るようになりました。

今までは、机の高さが74cmしたが・・・

 

机の高さが70 CM

新しいワゴンでは、約70cmまで低くできるようになりました。これで、一般的な机の高さになりました。

 

DEVAISEのデスクワゴンの使い勝手

上の引き出しに入れた様子

今まで使っていたオカムラからDEVAISEのワゴンへ物を移し替えます。

一番上の段は、100均のセリアで購入した小物仕分けケース三つを用意し、薬や文具入れとしました。

肌が弱く乾燥肌のため、10月~5月までは毎日ヒルドイドを塗らならければならず、薬の使用頻度が高いため、すぐ取り出せるように、一番上の引き出しに置くようにしました。

またティッシュも使用頻度が高いので、箱ごと入れるようにしました。机の上からティッシュを隠すことで、すっきりする効果も狙いました。

 

真ん中の引き出しに入れた様子

2段目の引き出しには「CD・DVD・ブルーレイのメディア、プリンターのインク、バックアップ用ハードディスク、電池、USBケーブル」など、パソコン関係の物を収納するスペースとして使っています。

 

一番下の引き出しに入れた様子

一番下の引き出しには、手前から「ウエットティッシュ・一眼レフカメラ・レンズ(赤い袋)」、真ん中は「書類関係・プリンター用紙」、一番奥は「エアダスタースプレー・カッター・その他雑貨類」などを置きました。

 

DEVAISEのデスクワゴンで問題発生

一番下の引き出しに入れた荷物

奇麗に収納もでき、完璧!と思ったのもつかの間。一番下の引き出しを閉めようとすると、閉まる寸前で、ワゴンも一緒に後ろに少しずれますw

もちろんキャスターのストッパーは下げています。今まで使っていたオカムラのワゴンではなかったことです。

理由としてはオカムラのワゴンは重量があるため「少しの振動ではビクともしない」ことと「ワゴンのステッパーがしっかりしている」ことが挙げられます。

 

対策としては、ストッパー付きキャスターが、前の2箇所しか付いていないため、後ろの二つもストッパー付きに交換することです。

しかし、同じものを揃えるのは面倒なので、100均のダイソーでキャスターとまるくんを購入してきました。

 

キャスターとまるくんの上にキャスターをのせた様子

キャスターに対して、ストッパーのサイズはやや小さめですが良しとします。

 

キャスターストッパーを乗せたらキャスターが浮いてしまった

はじめ、キャスターの4箇所に対してキャスターストッパーを乗せたのですが、一番下の引き出しについているキャスターが浮いてしまいました。

 

一番下の引き出しのキャスター

そこで仕方なく前輪のキャスターは諦め、後ろの2つのキャスターに対してストッパーを付けることにしました(前輪はストッパーが付いているためなくても大丈夫でしょう)。

後ろの2か所だけ付けると、当然ですが、ワゴンの高さが若干斜めになってしまいます。

ただ、それほど不都合はないため、そのまま使う事にしました。一番いいのは、後輪キャスターもストッパー付きのものと交換することですね。

 

家庭用格安デスクワゴンを買った感想

  • 引き出しを開け閉めした時にワゴンが若干揺れる
  • 一番下の引き出しを閉めた時に後ろにずれる

などの問題がありましたが、国内大手メーカーオカムラのデスクワゴンが、6万円強(中古オフィス家具なら1万円強)を考えると、上記の問題に目をつぶってもコスパがよく、買ってよかったなと思っています。

ただ、上の画像を見ていただくとわかりますが、結構手で触った跡が目立ちます。

引き出しを閉める際に全面を手で押し込むため、どうしても触れてしまいます。これはちょっと盲点でした。

このことが分かっていれば、私は、前に取っ手が付いているタイプを選んでいたと思います。以上、DEVAISEのワゴンを購入する際の参考になれば幸いです。

 

 

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