ScanSnap iX500、S1500の各読み込みモード(画像圧縮率)は、どのくらい違いができるのか比較してみました。
無圧縮画像は、canoscan LiDE40からFireworks CS4に直接読み込みました(大分前のスキャナなので画質悪いようです。あくまで参考程度で…)。
比較画像は同じくFireworks CS4でJpeg 画質99で出力しています。
スキャン比較となる用紙
比較となる用紙として、下記のScanSnap付属用紙を使用しました。圧縮の数字は、1が圧縮率が低く(=画質がいい)、5は圧縮率が高い(=画質が悪い)です。
スーパーファイン、カラー(300dpi)読み込み時の各圧縮比較
B5のカラー用紙の一部を拡大した画像です。
ファイルサイズは、上から 267KB/500KB/734KB/1,007KB/2,332KBです。
白地に黒文字の箇所は圧縮4ぐらいでも行けそうですが、赤の白抜き文字の箇所は圧縮2ぐらいでもにじみが見られます。ファイルサイズを考えると、圧縮2が無難のようです。
スーパーファイン、グレー(300dpi)読み込み時の各圧縮比較
B5のカラー用紙をグレーで読み込み一部を拡大した画像です。
ファイルサイズは、上から 220KB/435KB/622KB/1,879K/1,879KBです。
カラーと同じように、白地に黒文字の箇所は圧縮4ぐらいでも行けそうですが、(原稿での)赤の白抜き文字の箇所は圧縮2ぐらいでもにじみが見られます。ファイルサイズを考えると、圧縮2が無難のようです。
スーパーファイン、グレー(300dpi)読み込み時の各圧縮比較
白黒用紙をグレーで読み込み一部を拡大した画像です。
ファイルサイズは、上から 239KB/392KB/492KB/609K/1,100KBです。
圧縮3でも行けそうですが、文字の鮮明さで見ると圧縮2が無難のようです。
スーパーファイン、白黒(300dpi/600dpi)読み込み時の比較
白黒用紙を白黒で読み込み、一部を拡大した画像です。
画像は、参考としてグレー300dpi・圧縮1/白黒300dpi/白黒600dpiです。
ファイルサイズは、上から 1,100KB/66KB(PDF)/131KB(PDF)です。
白黒の場合、1ドットあたりの情報量が少ないため300dpiでも荒れた感じになりますので、600dpiでのスキャンが実用的です。jpgeのグレースケールに比べてファイルサイズが小さくすみます。
上のサンプルを見ると白黒の600dpiがグレーの300dpiより、かなり荒れて見えますが、実際表示する時は縮小されて表示されますので、荒れはそれ程、目立ちません。
上が、グレー300dpiで、下が白黒600dpi(画像クリックで拡大します)。
各スキャンモードで読み込んだファイルサイズ
こちらのファイルサイズを参考にスキャンモードを決められると良いと思います。
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