100均のセリアで売っている「靴カバー・レインシューズカバー」を購入したのでレビューします。
雨が降っている時に外出すると、こんな感じで靴が濡れますよね。しかもこれだけ濡れると・・・
靴下まで雨水が入ってきて、とても不快いです(つま先付近が濡れています)。
長靴やレインシューズを買っても良いですが、そんなに雨が降るわけでもない為、使用頻度も低く邪魔です。
そこで、購入したいのが、雨から靴を守る靴カバーです。
セリアのくつカバーをチェック
セリアで売っている「使い捨て くつカバー」。
ビニールが薄い使い捨て用ということで、製造コストが低いためか、6枚3足分が入っています。
靴カバーのパッケージには、
- 自転車時の使用
- 水や泥から守る
- ビジネスシューズにも
- 携帯して持ち歩ける
- 洗車やお風呂掃除にも
などの各用途で使えることをアピールしています。
くつカバーのサイズは、長さが37cm、高さが30cm、靴を入れる場所の円周が40cmとなっています。
パッケージの裏に書かれている使用方法は主に、
- 靴を履いた状態でカバーをつけること
- 履きにくい場合は靴をカバーに入れてから履く
- 靴の形によっては適用サイズでも入らない場合がある
- 寒い所ではゴムが切れたり使用できる時間が短くなる場合がある
などが書かれています。
パッケージから靴カバーを取り出した様子。2足分、3組入っています。
横から見た使い捨てのシューズカバーの様子。刑事ドラマで、鑑識の人が履いている靴のカバーに似ています。
靴カバーを横にして高さを測った様子。靴を入れた状態として余裕を持たせて測った所、約26cmぐらいです。
使い捨てということで、シューズカバーは薄いビニール製です。
セリアのくつカバーを被せてみる
靴カバーにスニーカーを入れてみます。
シューズカバーの入り口が狭いため、入れるのにとても苦労します。靴裏の凹凸が靴カバー入り口の輪ゴムに引っかかります。
何とか引っ張り、かかと部分までカバーを持ってきました。カバーの入口が小さいので、入れるのに苦労します。
分かりやすいよう、横から撮影してみました。このような感じで、靴を入れるのにギリギリの状態です。ちなみに画像のスニーカーは24cmです。
27cmのスニーカーだったら、たぶん入らないと思います。
シューズカバーを被せた状態です。スニーカー全体をすっぽり覆えました。
靴を入れ終わった様子。シューズカバーに高さがある為、雨の跳ね返りでパンツの裾が濡れるのを防いでくれます。
靴カバーが半透明のため靴のデザインがはっきりとわかります。
使い捨てのためビニールの厚さは薄く、靴底部分に関してはすぐにくつカバーが破けそうです。
長時間歩く時に使うというよりも、自転車やバイクに乗っている時に、雨から靴を守るという用途に向いているカバーだと思います。
あと、靴底面のカバーに凹凸がないため、歩いてる時に滑りやすいというのも注意点です。
セリアのくつカバー耐水実験
セリアのくつカバーに水をかけます。
台風を想定したくさん水をかけましたが、中のスニーカーには浸水していないようです。が、これは机上の空論のようなもの。
実際に使ってみると、最悪の結果が待っていました。。。
セリアのくつカバーを実際に使ってみる
雨が降ってきたので、以前購入したセリアのシューズカバーを使おうと物置から取り出した所、片方の輪ゴムが切れていました。
よって実際に使う時は、このように輪ゴムを使ってカバーが落ちてこないよう、止めることにしました。
ちなみに、左:透明な色の靴カバーがセリア、右:黒い色のくつカバーがダイソーです。
家を出てから10分後、スニーカーのつま先の色が変わっていることに気づきました。あと歩いている時、ビニールとアスファルトの擦れる音が気になります。
右側のスニーカーのつま先の色が濃い色に変色しています。どうやら早くも雨水が染み込んでいるようです。
スニーカーの裏側を見てみると、カバー内に雨水がたくさん入っています。
左側もこのように靴カバーの中に雨水がたくさん入っています。
さらに歩くこと5分、靴下の上ばかりか下側まで濡れだし、スニーカーの中敷きがビチャビチャ、まるで水の中を歩いていると思うくらいです。
花粉症の薬を貰いに病院に向かう所だったのですが、スリッパに履き替えることが無理なくらい靴下が濡れていたので、そのまま家に帰ってきました。
雨の中を歩くこと17分、やっとの思い出帰ってきました。シューズカバーなのに、カバーの内側の方が水浸しになっているという、訳の分からない状態です。
こんな感じで、底の方もめちゃくちゃ濡れています。
かかとに関しては、シューズカバーのビニールが盛大に切れています。
カバーで守られているはずのスニーカーが、全面水浸しです。
スニーカーから足を出してみると、靴下が半分以上濡れています。
足の面積で言うと、8割以上が濡れています。これは靴カバーをしないで雨の中を歩いてる時よりひどい状態です。
右側の足だけではなく、左側も同じような状態です。
靴下を脱いだ状態です。絞ると水が出てくるくらい濡れています。
スニーカーのインナーソールも手で押すと水が溢れ出てきます。
靴全体が濡れている状態です。
靴カバーをしていない時よりも、靴が濡れるってどういうこと?
憶測ですが、どうも穴が開いた箇所から水が侵入し、袋の中に溜まった水が歩く振動で、上下に移動し、靴全体が濡れてしまうようです。
この商品を開発した人は、出来上がったものを実際に使ったりしないのかなぁ・・・
という訳で、靴カバーを買うなら、値段は3倍の330円しますが、ダイソーのくつカバーをお勧めします。あー疲れた。
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