先日ドライヤーを使おうと思ったら、焦げ臭いにおいが・・・
風が出てくる部分から中をのぞくと真っ赤になっている部分があって驚く。
ドライヤーってストーブのように、赤く光るんだったっけ?
ドライヤーの中が赤く光る状態をチェック

スイッチを入れる前の状態。

スイッチオン。

なんかどんどん広がって、今にも火を噴きそう・・ 発火寸前か。
これ以上使うのは危なさそうなので、分解してから処分することにしました。
ドライヤーを分解してみる

では、分解していきます。

警告の使用を中止する項目に「本体内部が真っ赤になり煙が出る」と今回の症状に近いことが書いてありますが、真っ赤ってどの程度? 真っ赤と共に煙も出ないといけないの?などいろいろ考えてしまう書き方です。

このドライヤーは上にマイナスイオンが噴き出る部分とスイッチが備わっています。しかし、マイナスイオンをオンにしても効果は分かりませんでした。
美容師さんに聞いても効果ないですっていう人が殆どですし、専門の測定器を使わないと効果がわからない程度なのかもしれません。
いよいよドライヤーを分解する

手持ちの部分からばらしていきます。

開けて驚きましたが、断線しておまけに焦げてます。
実は一か月前、手元のスイッチを入れたら火花が出たことがあって、その時は年代物の家電に良くあることかなと思いそのまま使用していました。
あの火花は、スイッチによる火花ではなく、断線でショートした火花だったのでしょうか。

手持ちに設置されているイオンチャージパネル。ここに触れると体内のマイナスイオンを逃すそうです。
イオンチャージシステムの概要
マイナスイオンが髪に溜まり過ぎると、マイナスイオン同士が反発して髪につきにくくなる。そこで、このイオンチャージパネルに触れることで、マイナスの電子を逃がし髪にマイナスイオンを流れ続けることで、髪が潤うとのこと。

パネルを開けると電極がありました。

裏側は小さな基盤に繋がっています。
上部にあるマイナスイオン発生ユニットと発生をオン・オフにするスイッチ基盤。

ドライヤー上部を開けた状態。

ドライヤー全体。

問題の真っ赤になっていた箇所。完全に焦げています。

焦げたパーツを取り出しました。一部、薄い茶色に変色しています。焦げか錆かわかりません。そもそもこのパーツの役割は何か気になります。

焦げた部分のアップ。中央の配線接続部分を境に焦げています。

ドライヤーの先頭にあるスイッチ。

通常は繋がっていて、

(半田ごてで)熱を加えるとスイッチが離れます。
とりあえず、ドライヤーから火が噴いて、髪が燃えなくてよかった。

