漬物といえば毎日かき混ぜないといけないのですが、一週間に一回でOKという「みたけ 発酵ぬかどこ」を購入したので、ブログに感想・レビューを書いてみたいと思います。
無印良品で売っている「発酵ぬかどこ 1kg」は、この商品のOEMらしく今すぐにでも買いたい方は、無印の店頭へどうぞ。
みたけ 発酵ぬかどこのパッケージを確認する
パッケージの上部にはメーカー名の「みたけ」と発酵ぬかどこの特徴である「毎日のかき混ぜ不要で、初めての方でも簡単」の文字が書かれています。
パッケージの後ろ側を見ていきます。
左上には、ぬか漬けの作り方がイラスト付きで書かれています。概要としては、
- 野菜を水洗いして水気を切り適当な大きさに切る
- 野菜と大きさから漬け込む時間を確認し冷蔵庫で漬ける
- ぬか床から出して簡単に水洗いをして食べる
以上のような流れで、ぬか漬けを作ります。
パッケージの左下には「野菜の大きさと量に応じた漬け時間」が書かれています。
短いものでは12時間、長いもので、32時間ぐらい漬ける時間が必要です。時間は野菜の硬さによって比例します。
パッケージの右上には、発酵ぬかどこの「お手入れの仕方」について記載があります。概要としては、
- あらかじめ発酵させてあり、すぐに野菜を漬けられる
- 一週間に一度よくかき混ぜる
- 野菜から出た水分は綺麗なスポンジで水分を吸い取る
- 塩味が薄くなったらつける時間を延長するか、好みで塩を追加する
- お手入れをすると繰り返し利用できる
- ぬか床が少なくなったら、補充用商品を購入する
以上の6点がお手入れの仕方についてです。
次に漬物の味に関してアドバイスが書かれています。主な内容としては
- 塩味や酸味が気になる場合は、漬ける時間を短くする
- 5回以上漬け込み、味が薄くなってると感じたら、好みで塩を入れる
- 酸味が気になる場合は卵の殻か貝殻を細かく砕いて入れる
の3点です。
続いて注意事項が書かれています。
「2週間かき混ぜずに放置すると、酵母の一種が活発に生育するため、白い斑点が発生します。気になる場合は取り除き、食塩を入れてかき混ぜる。」
最後に、ぬか床を毎日かき混ぜる必要がない理由について書かれています。
「細菌の抑制を抑える効果の高い天然の乳酸菌と酵母により発酵させています」
通常のぬか床と違う乳酸菌と酵母を使っているからというのが理由のようです。
この新しい酵母は、発売元の「みたけ食品」の他に「食品工業(株)・(株)愛工舎製作所・埼玉県産業技術センター・東洋大学」が共同開発して特許も取得しているようです。
ぬか床も進化しているようです。
みたけ 発酵ぬかどこを使ってみる
早速「みたけ 発酵ぬかどこ」を開封し野菜をつけてみたいと思います。見た目は粘土のようです。
初めに、ぬか床に漬ける野菜は「ナス・人参」です。適当な大きさに切ります。人参は固いので、なるべく細く小さく切ります。
切ったなすと人参を「みたけ 発酵ぬかどこ」に投入します。
素手でかき混ぜると手が汚れるため、100均のダイソーで使い捨てのポリエチレン手袋を使ってかき混ぜます。
ぬか床をかき混ぜる間隔は、一週間で一回いいと書いてありますが、やはりちょっと心配なので、私は数日おきにかき混ぜることにしました。
かき混ぜる頻度が多いと、その分手洗いが発生し面倒なので、使い捨ての手袋はとても便利です。
切った野菜をかき混ぜ、ぬかの中に沈めた様子です。この状態で袋上部のチャックを閉じ冷蔵庫で保管します。
こちらが24時間後に完成した「なすと人参の漬物」です。
今まで頻繁に漬物を食べてこなかったので、上手い・まずいの感覚はよく分かりませんが、そこそこ美味しく出来上がったと思います。
続いてネット上で評判の良かった「アボカド」もぬか漬けしてみました。結果は私の口に合いませんでした。
アボカドとしょっぱい(塩分)味は、合わないような気がします。同じようにトマトも試してみましたが、私には合いませんでした。
続けて小さく細かく切った大根をぬか漬けしてみました。こちらはとてもうまくいき美味しかったです。
みたけ 発酵ぬかどこで水分が浮いてきた場合の対処法
何度か漬けていると野菜から水分が出てきて、水が浮いてきたり、ぬかがぐちょぐちょしてきます。
メーカーの説明では綺麗なスポンジで水分を吸い取るように書かれています。それでは面倒なので、私は次のような発明をしました。
ぬかの水分が気になりだしたら、糠の入った袋を縦に入れて保管します。
すると、ご覧のように下の方に水が溜まるため、あとは流しで水分を捨てるだけで済みます。
但し、捨てる時にチャックの部分が汚れるためティッシュで拭く必要があります。
減ってきた発酵ぬかどこを補充する
しばらく使っていると、野菜や手袋にぬかが付くため、ぬかが減ってきます。
製造メーカーは、補充用「発酵ぬかどこ」の購入を案内しています。
しかし、ほぼ同じ金額で、新しいぬか床の方を買った方が安い(250g多い)ため、私は補充用を買わずに、新たに通常のパッケージを買い直しています。
新しいパッケージから、ぬかを取り出し今まで使っていた袋に投入します。
全て投入後、よくかき混ぜて、ぬかをなじませます。これで、ぬかの追加完了です。
自家製と売り物の漬物の値段を比べてみる
自分で作ったぬか漬けと、お店で売っている出来上がったぬか漬け(漬物)は、どのぐらい値段が違うのか調べてみました。
今の時期(3月)、イオンのスーパーできゅうりが一本37円(税込)です。
1回にきゅうり2本漬け、7回繰り返したとします。すると、ぬか床代金を含めた、きゅうり2本あたりの金額・内訳は下記のようになります。
きゅうり1本37円x14 = 518円
みたけ 発酵ぬかどこ 743円
—————合計 1,261円
1,261円÷7=180円(きゅうり2本あたり)
続いて、同じ時期にイオンで販売されているきゅうりのぬか漬けです。
2本あたり267円です。自家製だと180円なので87円お得になります。
先程の例では、7回漬けましたので87円x7回で609円得した計算です。
発酵食品ということで腸にもよく、手軽に漬物を安く試してみたいという方は、一度ぬか漬け体験をされてはいかがでしょうか。