先日の「空気清浄器がホコリをまき散らす事態になっていた」で、今まで使用していた空気清浄器を処分し、新たにダイキンの空気清浄器、 光クリエールTCK70Mを購入したのでレビューします。
空気清浄器は、今まで使用していたシャープ、その前に使用していたパナソニック、そして今回購入したダイキンの3社があります。
今回、空気清浄器を選ぶにあたり、次の考えがありました。
- プラズマクラススター・ナノイー・光速ストリーマなどのプラズマ・イオン系の機能は無視する。
- ホコリをしっかりキャッチ機能を優先する。
以上の2点です。なぜイオン系の機能を無視するかというと、「効果がないから」と個人的に考えています。
メーカーが主張する、除菌効果やアレルギー物質の不活性化は、狭い空間や6畳の室内でも実生活ではありえない、人の出入りが無い状態、プラズマを15分から24時間も掛けて、直接照射することで、やっと細菌が不活性化(ということは直接照射しないと、ほぼ効果が無し)するなど、通常使用とかけ離れた状態で、効果をアピールしています。
下記は、プラズマ系の効果についての記事です。
- 殺菌効果ほとんどない? 空気清浄機「粒子」に関する論文(日経新聞)
- 透析室でのプラズマクラスターイオン発生装置の利用、インフルエンザ感染の発症を抑える効果は確認できず(日経メディカル)
- 人体に悪影響も…イオン式空気清浄機は花粉対策にならない? 誤解生む広告上の“効果”(Business Journal)
今回購入した、ダイキンの空気清浄器サイトでは、但し書きに「光速ストリーマの試験空間での効果であり、実使用空間での実証結果ではありません。」とあります。
と、いうことで、空気清浄器は集塵力重視で選びました。
第一希望は、スウェーデンの会社が販売しているBlueair(ブルーエア)という空気清浄器が、米国家電製品協会の評価で一番高く、集塵力も日本メーカーと比べ強力なので欲しかったのですが、本体が約5万円、交換フィルターが6か月交換で値段が約6千円とコストがかかり、私には負担です。
そこで、3万円台で一番集塵力があり、唯一、電気集塵機能があるダイキンのTCK70Mということで、こちらを購入しました。
ダイキン 空気清浄器 TCK70Mを箱から取り出す
ダイキンの空気清浄器TCK70M-Wが到着。箱が大きいです。
箱をあけると、説明書きが書かれています。
はじめに説明書類が出てきます。
こちらが箱から取り出した本体。大きい!
ダイキン 空気清浄器 TCK70M本体チェック!
上部のパネル部分。
フィルターを通過した風が上部から出てきます。
ルーバーは自由に角度を変えられます。
左側のボタン類。ユニット清浄1・2、給水警告ランプ、切タイマー、入タイマーボタンなど。
中央のボタン。eco節電ボタン、電源ボタン、加湿ボタンの3つ。
右側のボタン。加湿切替ボタン、風量ボタン。
サイドの様子。左がの溝が空気を吸い込む部分で、右側は上から、取っ手、加湿機用の水タンクです。
水タンクを外した様子。
裏側の様子。
正面はこのようなデザインでシンプルです。
電気を入れると、「ハウスダスト・ニオイ・湿度」の各状態(ステータス)が表示されます。
前面のパネルを外した様子。この画像は梱包材が付いている様子。
梱包材を外した状態。
集塵フィルター。品番はKAFP029A4です。
集塵フィルターを外した様子、黒いのは脱臭フィルターです。
ダイキン 空気清浄器 TCK70Mのフィルターチェック!
搭載フィルター。左からプレフィルター、集塵フィルター、脱臭フィルター。
プレフィルター(一番手前に設置するタイプ)の様子。以前使っていた空気清浄機に比べ目が小さいです。
拡大するとこのような感じ。
脱臭フィルターを外すと、内部の様子が見られます。因みにオレンジ色の円板は加湿ファイルターユニットで、加湿の時に水分がこのフィルターに付着して、空気を潤します。
左右についているユニット1のプラズマイオン化部。
端はこのようにバネで固定されています。
ユニット2のストリーマーユニット。
ストリーマーユニットを上から見た様子。
というわけで、この空気清浄器を親戚の家に設置してきました。以前のシャープに比べ、音も静かで吸引パワーもあるように感じます。
ファンが大きい分、低回転で回しても十分に風量を確保できるためでしょうか。親戚も機能面の他に、ボタンが大きくて押しやすいと評判でした。
清掃方法については下記をご覧ください