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ずんぐりとしたMini-ITXケース MasterBox NR200購入レビュー。結果はイマイチだった

2.0
メーカー・自作PC

Mini-ITXケース MasterBox NR200

メインのWindows PC用に、Cooler MasterのMini-ITX/Mini-DTX対応ケース「MasterBox NR200」を購入したので、このブログで感想・使用感をレビューします。

今は、Ncase M1を使っているのですが、諸事情でMasterBox NR200に変更しようかと思い購入しました。

 

MasterBox NR200の外見チェック

ケースの上部にUSBコネクターとイヤホンジャック、電源ボタンがあります。

 

ケースを真上から見た様子。メッシュで出来ており、上部にはファンが2台つけられます。下から空気を吸い込み上に吐き出す、煙突効果を狙えます。

 

ケースを正面から見た様子。ロゴ以外何もありません。

 

真横から見た様子。メッシュ状になっています。

 

ケースの後ろ側です。電源コネクタはマザーボードを設置する上にあります。

 

サイドパネルを外します。

 

サイドパネルは、ネジではなく突起を挟む形で固定されています。

 

内側には細かいメッシュがマグネットでくっついています。

 

MasterBox NR200とNcase M1比較

左がMasterBox NR200で、右がNcase M1。

MasterBox NR200の第一印象は「ドラム缶みたいだな」です。ずんぐりしていて大きいです。ちょっと机の上に置くには大きすぎるサイスです。

 

それぞれのボディの塗装・質感です。MasterBox NR200はスチールでマット塗装がされています。Ncase M1はアルミでヘアライン加工がされています。

ケースの重さはNcase M1の方が小さいということもありますが、アルミでできている部分、断然軽いです。

 

斜めからそれぞれのケースを見た様子。

 

横からケースを見た様子。MasterBox NR200の方が高さがあり、Ncase M1は低い代わりに奥行きがあります。

 

MasterBox NR200にパーツを載せ替えていく

これからNcase M1からMasterBox NR200へマザーボード等のパーツを載せ替えて行きます。

 

MasterBox NR200の付属品です。排気ファンやファンガードなどが付いています。

 

マザーボードに取り付ける、USBコネクタ・電源スイッチ・パワーランプ等のケーブル。

 

こうしてみるとNcase M1の方が一回り小さいのが分かります。

 

ケースをばらしていきます。

 

マザーボードを取り付けました。

 

内蔵電源を取り付けていきます。

 

内蔵電源はサイズに応じて、ここで高さを調整します。

 

続いて電源ケーブルを針金でまとめます。

 

さらにケース付属のマジックテープで固定します。電源ケーブルがプラグインではなく、取り外しができないタイプを使う場合は便利な仕組みです。

 

後ろから見た電源設置の様子。

 

 

ファンケーブルも取り付けていきます。

 

電源コネクタの位置がマザーボードの上にあるため、取り回しがきつめです。

 

ケースをひっくり返し、下にファンを取り付けます。

 

裏側に静音ファンを取り付けます。

 

下に取り付けたファンとビデオカードのスペース。

 

これでマザーボードの取り付けが完了しました。

 

ちなみにケースの前面は、パネルを外すとこのようになっています。

 

組み立て後の動作確認

ちゃんと動くか動作確認のため、最低限のケーブルを接続し電源を入れ、Windowsを起動します。

トラブルもなく、バッチリ起動したのですが、Ncase M1の時と比べファン音がすごくうるさいです。

なぜだろうと思い、ファンの部分をよく確認すると驚愕の事実が判明しました。

 

ケースの底(下)に取り付けたファンを、外して下に何もない状態で動かすと、ティッシュが上のように上がります。

 

しかし、ケースの底に取り付けてファンを回すとティッシュが先ほどと比べて上がりません。

つまり空気の吸い込みが弱いということです。

 

左がMasterBox NR200でNcase M1のケースの底。

MasterBox NR200の方がメッシュが太くなっており、これが空気抵抗となって、ファンの音うるさくしているようです。

MasterBox NR200の製造元、Cooler MasterといえばPCパーツ・ケースの老舗メーカーです。

なぜこのような、致命的な設計ミスを犯してしまったんでしょうか。

ファンの音を小さくするには、ファンを設置する場所のメッシュを切り取るしかありません。

 

じぁ、下にファンを付けるのは諦めて横にしようかと思いましたが・・・

 

横につけてもメッシュの幅が太く、ファンの音がうるさいです。

 

というわけで、ファンがうるさい問題が解決できなさそうなので、結局前に使っていたNcase M1に戻ることにしました。

このケースで静音PCを望むのは無理ですね。

個人ブログは、アフィ目的だからこういう、悪い部分について書かないのは仕方ない?として、会社が運営しているIT系メディアサイトは、レビュー時にしっかり書いて欲しいよなー。

いいPCケースだなーと思って、買っちゃうじゃん。

あーあ、金も時間も無駄になりました・・・

 

 

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