100均のダイソーで車に貼る「高齢者マーク」全2種類を購入したので、使い方・感想などをレビューします。
高齢の方、親や身内が高齢で、そろそろ車に高齢者マークをつけようと思っている人で「シール式かマグネット式」のどちらが良いか迷う場合があります。
そこで、この2種類の高齢者マークを比較・検証してみたいと思います。
高齢者マークの売り場は? どこで売っている?
ダイソーでは「車・カー用品コーナー」に置いてあります。
高齢者マークの他に「初心者マーク」「車いすマーク」「ドライブレコーダー」のシールも一緒並んで売られています。
高齢者マーク ステッカー・シールタイプ
高齢者マークのステッカー・シールタイプです。パッケージの前面には下記の内容が記載されています。
高齢者マーク ステッカータイプ
貼ってはがせる
道路交通法施行規則適合品
※ フロントガラス、運転席・助手席側のサイドガラスには貼らないでください。
高齢者マークのステッカー・シールタイプのパッケージ裏には、下記の内容が記載されています。
お年寄りの運転に対して、思いやりをもって運転しましょうという考えから生まれた標識です。
●以下の場所には貼り付けできません。
皮・木・再塗装面・強い曲面・ゴム・粗いシボ面や凹凸のある場所/ボディ・ホイール・エンジン周りやマフラーなどの高温・高熱になる場所/運転時の視界や操作の妨げになる場所/保安基準を犯す場所/フロントガラス/開閉式窓ガラス/運転席および助手席のサイドガラス/オープンカーなどのプラスチックや塩化ビニール製の窓/ヘッドライトやランプ類/ナンバープレート/ワイパーゴムに干渉する場所
●剥離シールは保管する際に使用します。捨てずに保管する際に使用してください。
●安全基準上、フロントガラスや運転席、助手席のサイドガラスには使用しないでください。
●関連法規を確認してから使用してください。
貼り付け方
- 貼り付ける場所のホコリや汚れ、油分や水分、ワックス、コーティング剤、洗剤などをよく落としてください。
- 裏面の剥離シールを剥がして貼り付ける場所へ中央から外側に向けて貼り付け場所とステッカーの間の空気を押し出しながら貼り付けてください。
- 残った気泡は中心から外側に向かって丁寧に押し出してください。
●貼り付け面を傷つけないようにゆっくりと剥がしてください。※保管する際は剥離シート粘着面に貼り付けて保管してください。 ※粘着力は次第に弱くなります。粘着力が低下した場合、新しいものと交換してください。※ワイパーの動作範囲や運転の妨げになる場所を避け取り付けてください。
●乳幼児の手の届かない所に保管してください。
●直射日光・高温多湿の場所は、避けてください。
●運転の妨げになる場所に取付けないで下さい。●平らな面に使用してください。●ほこりや汚れ、油分や水分、ワックス、コーティング剤、洗剤などを綺麗に拭き取ってから貼り付けてください。●塗装面が60度以上になる場所に取り付けないでください。●再塗装車や塗装面の傷んでいるところには使用しないでください。●この商品は消耗品です。●使用状況や経年劣化によって剥がしにくくなったりのり残りが生じたりする場合があります。●商品が消耗してきたら、新しいものへ交換してください。●使用状況や経年劣化よって商品に色あせが生じる場合があります。●貼り付ける場所や使用状況により貼り付け場所への固着や日焼け、色あせによる傷などで貼り付ける場所を傷つける場合があります。●折り曲げないでください。●何度も貼り直し行うと粘着力が弱くなります。●洗車する場合は本品を車から取り外してください●車から降りる際は、取り外してください。●変形・破損した場合、直ちに使用を中止してください。●火や熱源のそばに置かないでください。●本来の用途以外に使用しないでください。●本品使用目的以外の使用に起因するなど、本品の欠陥に基づかない損害については当社では責任を負いかねます。予めご了承の上お買い求めください。
高齢者マークのステッカー・シールタイプの表側です。サイズは13cmx13cmで、材質はポリプロピレンです。
高齢者マークのステッカー・シールタイプ裏側です。特に何もなく真っ白です。
シールの端には、剥離シートを剥がす際の出っ張りがあります。
出っ張りをつかんで、剥離シート(保護シート)を剥がします。
高齢者マークのステッカー・シールタイプの厚みは、0.2mmと大変薄いです。
高齢者マークのステッカーの重さは約3gです。
高齢者マークのステッカーを車の後ろ側に貼ってみました。シールの中心部分から外に向けて押しながら貼ることで、殆ど気泡が出来ずに貼ることが出来ました。
高齢者マークのステッカーを車にはった側面の様子。シールの厚みが0.2mmの為、厚み・出っ張り感がありません。
高齢者マーク マグネットタイプ
高齢者マーク マグネットタイプです。パッケージの表側には「道路交通法施行規則適合品」の文字が書かれています。
また「ご注意」として下記の内容が記載されています。
貼り付け面のホコリ、油分、水分を拭き取ってから使用してください。ボディに取り付けたままにしておくと、気象条件などにより、ボディヘの固着・色あせ・サビ・白化など塗装面を傷つける場合があります。車から降りる際は必ず取り外してください。
この注意事項について、下記の「マグネット式の注意点」で詳しく説明します。
高齢者マークのマグネットタイプのパッケージ裏側です。裏側には下記の事柄が記載されています。
ご使用上の注意
- 貼り付け面のほこり、油分、水分を拭き取ってから使用してください。
- 平らな面へ取り付けてください。
- 安全運転の妨げになる場所に取り付けないでください。
- 曲面や凹凸な場所に取り付けないでください。脱落する恐れがあります。
- 磁気に影響を受けるものに近づけないでください。
- 車から降りる際は、取り外してください。新車でも塗装面が弱い場合があります。
- 塗装面が60℃以上になる所には取り付けないでください。
- 再塗装車に装着しないでください。
- ボディに取り付けたままにしておくと、気候条件により、ボディへの固着・色あせ・サビ・白化など塗装面を傷つける場合があります。
- 本来の用途以外に使用しないでください。
- 生産に万全を期しておりますが、万一不良の場合にはお買い上げ店にてお取り替えさせていただきます。本品使用目的以外の使用に起因するなど、本品の欠陥に基づかない損害については当社では責任を負いかねます。あらかじめご了承の上お買い求めください。
高齢者マーク マグネットタイプの表側です。高齢者マークのサイズは、13cmx13cmで、材質は塩化ビニール樹脂、マグネットラバーです。
裏側はマグネットシートになっています。
マグネットシートは一般的には、ざらつきがありますが、ビニールでコーティングされており、ツルツルしています。
マグネットシートが有る分、厚みがありシール幅は0.7mmです。
重さは、マグネットシート分が加わり34gです。
車の後ろ側に、高齢者マークのマグネットタイプを取り付けました。
シールタイプと比べると、0.5mm厚みがある分、若干のでっぱりがあります。
余談ですが、マグネットタイプは高速で飛ばそうが、雨が降ろうが、そのまま洗車しようが、取れたり落ちることはありませんでした。
マグネット式の注意点
今回紹介した高齢者マークではありませんが、以前使用していた車いすマークのマグネットタイプを車にはったままにしていら、ボディに四角い跡が出来てしまいました。
拭いても取れませんので、傷になったと思われます。
裏のマグネット部分を見ると、上部にうっすらと砂がついているのが、見えるかと思います。
マグネットタイプは、貼り付けたままにしとくと、砂が入り込んできてしまい、車のボディの塗装を傷つけてしまいます。
ですので、パッケージも記載されている通り、マグネット式のつけっぱなしは、お勧めしません(特に駐車場がアスファルトではなく砂利や砂の場合)。
例えば頻繁に車を乗り換える、営業職やカーシェアリング、レンタカーなど一時的に取り付ける場合には、マグネットタイプが良いかと思います。
以上、高齢者マークのステッカー・マグネットタイプ購入時の参考になれば幸いです。