Windows 11では、設定アプリからマウスカーソル(マウスポインター)のサイズを簡単に変更できます。
標準サイズが見づらい場合や、4K・大画面モニターでカーソルを見失いやすいときに役立ちます。
マウスカーソルの大きさを変更する手順
1. 設定を開く
画面中央のスタートボタンの上で右クリックして「設定」を選択。
キーボードなら Windowsキー + I でもOK。
2. アクセシビリティを開く
左メニューからアクセシビリティを選択して、その中にあるマウスポインターとタッチを選択。
左メニューがない場合
左側にメニューがない場合は、左上にある「三」をクリックするとナビゲーションが表示されます。
3. マウスの大きさ(サイズ)を調整する
サイズのスライダーを左右に動かしてお好みのサイズにします。
スライダーを右側に動かした様子。マウスカーソルが大きくなっているのが分かります。
画面を見ながら、見やすい大きさになるまで段階的に調整しましょう。
4. マウスの色も変更できる(任意)
上にあるマウスポインターのスタイルから、白(標準) / 黒 / 反転(背景に応じ自動で白黒が切替)を選ぶことによって、変更ができます。
また、マウスカーソルを好きな色に変更することもできます。
① おすすめの色から好きな色に変更できます。
② おすすめの色以外に、自分の好きな色にも変更できます。
好きな色を選んだ後に「完了」ボタンを押します。
見やすいカーソルサイズの目安
- 標準的な作業(ブラウジング・文書作成):2〜3
- 4K・大画面モニター:4〜6
- 細かな操作が苦手・視力に不安:6以上
画面のサイズや解像度、作業内容や視距離で、マウスカーソルの見やすいサイズは変わります。
数値を少しずつ上げ下げし、見やすいサイズを探すのがコツです。
よくある質問(FAQ)
Q. マウスカーソルを元のサイズに戻したい
同じ手順でスライダーを「1」へ戻してください。すぐに、標準サイズに戻せます。
Q. 設定が反映されない/勝手に戻る
- サードパーティ製のマウスユーティリティが設定を上書きしている可能性があります。ユーティリティ側の設定も確認してください。
- 職場PCなどで管理者ポリシーが適用されていると変更が制限される場合があります。管理者に相談してください。
Q. 「マウスポインターとタッチ」が見つからない
- 設定右上の検索ボックスに「マウスポインター」と入力すると目的の画面へ素早く移動できます。
- Windowsのバージョンが古いと表示が異なることがあります。Windows Updateで最新化を検討してください。
まとめ
- 設定 > アクセシビリティ > マウスポインターとタッチでサイズ変更できる
- 環境に合わせてサイズを2〜6程度を目安に調整すると見やすい
- 色の変更(白・黒・反転・任意色)でさらに視認性アップが可能
一度設定すれば常に適用されるので、カーソルが見にくいと感じたらぜひ調整してみてください。
コメントをどうぞ