私の原付バイク、ヤマハのアクシストリートなのですが、バイクカバーをしていなかったため、サイドミラー(バックミラー)のアーム部分(バイク本体と鏡が繋がっている棒の部分)の黒い塗装がはげてしまい、茶色く錆びてしまいました。
ちょっとみっともないので、綺麗に再塗装したいと思います。
原付バイクのサイドミラーを取り外す
サイドミラーの根元についている、ゴムカバーを取り外します。
ゴムカバーの根元にマイナスドライバーを差し込むと、バイク本体からカバーが外れます。
ゴムカバーを上まで持ち上げ、中間部品の上にある六角ネジをモンキースパナ・モンキーレンチを使って取り外します。
すると、サイドミラーを持ち上げられるようになり、バイクから取り外すことができます。続いて、中間部品の下にある六角のネジの部分を同じ要領で回して取り外します。
最初に、中間部品の下の方の六角レンチを回して、一気にサイドミラーを外すこともできます。
が、そうすると中間部品からサイドミラーを外す時に、下と上の六角ネジを両方固定する必要があり、モンキースパナが2つ必要になってきます。
1本しかモンキースパナがない人は、上記で紹介した手順で、進めてください。
これでバイク本体から、サイドミラーを取り外すことができました。
サイドミラーの中間部品は、ミラーの動きの硬さを調節する部分となっています。
上の六角ネジの締め具合によって、ミラーの動きが硬くなったり柔らかくなったりします。
原付バイクのサイドミラーバックミラーを再塗装する
アームの再塗装の前に、ペンキが良く付着するように、サビを落とします。サビをそのまま落とさず、そのまま塗ってしまうとすぐに剥がれてきてしまいます。
また、サビを落とす前にサイドミラーアームの先端にグリスがついています。
塗る時に邪魔になりますので、一旦ティッシュなどで拭き取ります。
100均ダイソーの工具コーナーで売っている「金属用耐水サンドペーパー」を買ってきます。
中目 #200(袋に入っている状態では一番上が200番台)をハサミで小さくカットし、水に濡らしてから、アーム部分をこすっていきます。
外で錆止め作業を行う場合は、水で洗いながら作業すると便利なので、ペットボトルに水を入れ、て一緒に持ってくるといいと思います。
左のサイドミラーのアームの錆を落とす前、右が落とした後です。
家にあった、車用のペイント剤「ホルツ ペイント塗料 サビ止め塗料」を使って、サイドミラーのアーム再塗装を行います。
一般的には錆止め剤を塗った上で、ペイントするのですが、今回は錆止め剤に色がついているペイントが手元にありましたので、そのまま塗っていきます。
サイドミラーのアーム根元の部分に、ペンキが付かないようにセロハンテープなどを使って、養生(カバー)をします。
サビを落としたアームの部分にペイントしていきます。
こちらがペイントを終えた状態です。念のため、埃などがつきにくい場所で、一晩放置して乾燥させました。
ちなみに、ヤマハの原付のアクシストリートのサイドミラーのアーム接続部分は約8mmになります。
錆落とし・再塗装前に、サイドミラーのアーム先端に付着していたグリスを取り除いてしまったので、バイクに取り付ける際にグリスを塗る必要があります。
そのため、Amazonでグリスを追加購入しました。
このグリスは、耐水性があることと、温度範囲は-20度~150度までとあるので、常に外に置いてあるバイクに合っているグリスです。
夏の暑い炎天下でも問題なく使用することができます。熱に耐久性のないグリスを使うと、溶けてバイクが汚れたら嫌ですからね。
サイドミラーのアーム部分にゴムカバーを挿入し、根元にグリスを付着させます。
サイドミラーを外した要領の逆の手順で、モンキーレンチを使い、原付バイクに取り付けていきます。
これで、原付バイクのサイドミラーの棒の部分が綺麗になりました。
ただ、ゴムカバーを入れた時に、薄い傷が少しついてしまいました。ですのでこの後、ペンキで薄く上から塗り直しました。
時間がかかりますが、それほど難しくない手順で、バイクのミラーの錆を取ることができるので、気になる方は試してみてください。
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