ヤマハのバイク「アクシストリート」ですが、ここ1~2年寒くなるとエンジンがかかりにくくなりました。
バイク屋さんの話では、短距離の走行を繰り返すと、充電されず、エンジンをかける時の電気消費でバッテリーが減る一方になり、電力が少なくなると、エンジンがかかりにくくなるため、長い距離を乗るようにと言われました。
とは言っても、冬の寒い中、用もなく長い距離の走行は、できればやりたくないです。そこで、バッテリー充電器を購入して、直接電気を注入してバッテリーの容量を満タンにする対策をすることにしました。
アクシスストリートからバッテリーを取り出す
足置き場のステップの上にあるゴムシートを外すと、バッテリーが収納されている部分が出てきます。
バッテリーカバーは星形のネジで止められていますので、専用のドライバーを使って回していきます。小さい六角レンチでも回すことができます。
バッテリーカバーを取り出した状態。結構砂埃が溜まっています。
バイク本体からバッテリーを取り出していきます。まずはマイナス端子側からプラスドライバーを使ってネジを取り外します。
続いて、プラス側の端子も取り外します。
バイク本体からバッテリーを取り外しました。
こちらが取り外したバッテリーです。アクシストリートに採用されているバッテリーはユアサで、型番は「YTX7A-BS」です。スペックは6.3A、12Vです。
Amazonで購入したバイク用バッテリー充電器「メルテック バッテリー充電器 MeltecPlus MP-200」を使って、アクシストリートのバッテリーを充電していきたいと思います。
この充電器はパルス充電機能があり「劣化しているバッテリーを修復してバッテリーの寿命を延ばす」機能がついています。
充電の前に、バッテリーの電圧を測定します。12.96vでした。ほぼ13Vなので問題はなさそうです。ただ、せっかくなので充電していきます。
メーカーの説明によると、バッテリー容量6Aの場合、充電時間は約5時間とのことです。
バッテリーのプラス端子に赤のグリップを、マイナス端子に黒のクリップを挟みます。
充電器のステータスランプが充電中(オレンジ)に光りました。これで満充電にまで放置します。
約1時間半で充電が完了しました。電圧も減ってなかったですし、短時間で充電が終わるのは想定内でした。
バッテリー充電後に電圧を測定したところ、約13.45vでした。0.5vだけ電圧が上がりました。
この後、バッテリーをバイクに戻しエンジンをかけてみましたが、相変わらずかかりにくい状態でした。
というわけで、寒い冬になるとアクシストリートのエンジンがかかりにくくなる原因の一つと考えられたバッテリーの弱さは、今回原因ではありませんでした。
次の対策を検討してみたいと思います。
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