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プリンタ pixus 860iを分解処理

周辺機器

メインに使っている Windowsパソコンに接続していた、プリンタが壊れたのでそのまま処分するのもいいですが、せっかくなんで中を開けてプリンターの仕組みを見てみましょう。

今回分解するのはキヤノンのpixus 860iです。互換インクを使いながらも長い間動きました。

ちなみに故障はインク詰まりによる印字できない症状です。つい2ヶ月ぐらい印刷せず放置したらインクが固まったようです。

購入から年数がたったら定期的に印刷しないと、どうしても詰ってしまいます。

 

プリンタ pixus 860iを分解

プリンタ pixus 860iを分解処理

pixus 860iの全体の様子。

 

今は平成23年なんで、7年前です。これを購入した経緯は、当時使っていたエプソンのプリンタが、印刷を急いでいる時に壊れて、あわててヨドバシに買に行ったのがこのpixus 860iです。

 

上部カバーを外した様子。

 

裏側の様子。

 

キャノンのプリンターの基板

基盤のアップ。NECのチップが見える。

 

キャノンのプリンターの廃パッド

さらにインクヘッド・基盤などすべて外した状態。廃パッドがあります。

 

インクが排出される真下

丁度、廃インクが捨てられる真下部分。インクが固まってます。

 

キャノンのプリンターの廃パッド

スポンジは若干固め。持ち上げてもすぐにインクが垂れてくることはないが手で押し込むとじわっと出てきます。

 

廃パッドから浸み込むインク

インクは滑り感があり逆さにしても垂れてきません。スポンジに凝固剤のようなものでも入っているのでしょうか。

因みに、廃パッドは不要なインクを捨てた時に吸収するためのスポンジ状のパッドです。

不要なインクとは、起動時・終了時・ヘッドクリーニング時などにインクの詰まりを防ぐ(又は詰まりを解消する)ために、インクを排出させる時に出るインクのことです。

プリンターで、印刷量をカウントしていてある程度の枚数に達すると廃パットがインクでいっぱいになり吸収しきれないと判断して、それ以上印刷できなくなります。

上の廃パッドでは8割ぐらいインクが浸み込んでいるので、寿命近しといったところです。メーカーに廃パッドをパーツとして取り寄せて自分で交換するか(最近は廃パットは売ってくれない?)、修理に出して交換すれば再び使えますが、現状では新品を買った方が安いかもしれません。

 

紙を吸い込むローラーを動かすためのモーター可動部。一番左下にあるモーターは、捨てたインクをパイプを通じて下の廃パットに送り込むためのポンプとして動いてます。

 

インクが廃止される部分とインクキャップ

分解する前に戻って、この部分はプリンターの電源がオフの時にインクが収納されている部分(ヘッドが動くラインの右側の部分)。

中央上の長方形の2つがインクカバー兼不要なインクを捨てる受け皿となる部分です。

 

これが丁度真下にあたる部分。上とパイプで繋がっていてモーターでインクを吸い出して下の廃パッドに流している。

 

インクヘッド・ボックスの裏部分。このタイプはヘッドが交換できる。つまりヘッドに問題があった時はここのみを交換すればいいのだが、販売終了で手に入らなくなってしまった。

 

本体との接続部分基盤を外して裏側を見た様子。IC一つだけありました。

 

インクヘッド部分。長年のインクによる塊が・・・

 

これはインクヘッドの裏部分。陶器のようなものでできてました。

 

こちらはインクボックスに設置したインクタンクから流れてくるインクの通路。上のインクヘッドに直結している部分です。

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