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ジモティーで60回以上取引しトラブル等で使わなくなった話

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その他

不用品の処分・譲渡売買を無料で手軽に行えるジモティー。そんなジモティーを60回以上、利用した感想とトラブル等について書いてみます。

ジモティーに興味のある方・これからジモティーを利用する方に、参考になれば幸いです。

 

なぜ、ジモティーを使うようになったのか

不用品の処分売買については、メルカリを利用しています。

そんな私がなぜジモティーを使い始めたかというと、 家具や重たいものを売りたい時に、落札者が遠くに住んでる人だと、商品の値段より送料が高くなってしまうっていうことがあります。

このような悩みを解決したのがジモティーです。一般的には近所間のやり取り、直接手渡しになるため送料はかからず、 大きい荷物で売る値段が安くても、送料で相殺・赤字になることはありません。

このような理由で、ジモティーを使い始めるようになりました。小物で値段がやや高めに売れるものに関しては、メルカリを利用して使い分けています。

 

引き取る相手がうまくマッチすれば本当に便利

先ほども少し書きましたが、売る商品の値段と送料が相殺されてしまうような商品を処分したい場合は、送料代がかからず 、利益を出せるようになります。

特に大型家具・家電を処分する時はとても手間がかかりますし、処分費用もかかります。

ジモティーでは、処分したい商品の画像を掲載し、取りに来てくれる人に無料で差し上げますと書けば、引き取ってもらえるのでとても便利です。

引越しや買い替えで不要になった家具家電を処分する時に利用するとよいと思います。

 

ジモテイーは罪悪感を和らげるサービス?

不用品を処分する時に、「要らないんだけど、もったいないなー」と、処分する決断を躊躇する・迷うことは、よくあることだと思います。

処分を躊躇する理由ですが、「使えるのにもったいない」ということと、 「この買い物が失敗したということ」を認めてしまうのは嫌なことです。

しかし、その不用品を誰かにあげるということで「誰かの役に立った= 意味のある良いことをした」という気持ちになり、買い物に失敗したという悪い要素と誰かの役に立ったという要素が相殺され、捨てる時よりも気分が良くなります。

そのような理由から、そのまま捨てるよりも誰かにあげた時の方が、物を処分する時に早く決断できると思います。

 

ジモテイーの掲載方法・書き方について

ジモティーに掲載する時は、ものの詳しい写真やサイズ(寸法)・スペック・仕様などを書きます。

その商品のホームページや販売サイトがある時は、リンクなども貼っとくと良いと思います。

また商品説明を最後に、自分が引き取りに対応できる日時を書きます。

そして、 この品物を希望される方は「その中で取りに来れる日時を複数書いて、申し込んで下さいと」記載すると、やり取りの手間が省けるので、とても便利です。

 

ジモテイー応募者の選別方法について

引き取り申込者が複数あった場合に限りますが、その場合の選び方について書いてみたいと思います。

日時の条件があること

当たり前ですが自分と都合が良い日時で、取引できる人を選びます。

受け渡し者が信頼できるかどうか

信頼度を調べる方法ですが、申込者のプロフィールをクリックし、過去の取引履歴の評価をみます。

その評価が大体よければ安心できると思います。良い評価と悪い評価のバランスが悪い場合はちょっと避けた方がいいかもしれません。

たまに、ほとんど良い評価だけども「悪い・普通の評価が1~2個ある」という人がいますが、この場合はたまたまちょっとしたミスをしたか、悪い評価を付けた方に問題がある可能性の方が高いので、あまり気にしなくても良いです。

新規の人で、評価がない場合はメッセージの 文面でやり取りするしかないと思います。

また受け渡し時間に、なるべく遅刻して欲しくないという場合は、自分の家から近場の人を選ぶと良いと思います。 その理由は次に書きます。

 

待ち合わせに遅刻することも考慮して時間を決める

品物の受け渡し待ち合わせに関しては、相手が遅刻する前提で時間をとることをお勧めします。

というのは、私の過去の取引の経験上ちょっと遅刻する方が多いからです。

なぜ、遅刻する方が多いかと言うと、引き取りに来てもらう場合は、初めての土地に行くことが多く、道に迷ったり、車の場合道路事情で時間が変わってくるためです。

特に相手が遠方からの場合(相手のプロフィールに自分の住んでいる場所を書いていれば分かる)、道路事情がもろに影響します。

ですので、待ち合わせ時間の30分~1時間ぐらいは、相手が遅刻しても大丈夫なような予定を組んだ方がいいです。

また、約束した時間後のスケジュールが詰まっていて、どうしても遅刻が困る場合は、先方に「何時から予定があるため、遅刻されると受け渡しが延期になりますが、よろしいですか」という一文を書いた方がいいと思います。

 

やり取りする待ち合わせ場所の決め方

基本的に、車やトラックを持っておらず、大型家具を処分したい場合は自宅に取りに来てもらうことになると思います。

小物や一人で運べるものに関しては、 近所のコンビニや公園などの目印となる場所で受け渡しすると、自宅も知られず、人の目もあるので、特に女性は安心して受け渡しができると思います。

また、待ち合わせ場所に駅を加えることで、電車で引き取りに来てくれる方も対象になり、応募者の増加が期待できます。

駅を加えたときのポイントとしては、「改札口越しで受け渡し可能ですので、 改札を出なくても大丈夫です」と記載すると、相手の交通費が節約できる場合があり、さらに応募者の増加が見込まれます。

 

捨てるようなものでも手間賃ぐらいは欲しい?

処分したいものは、ただであげてもいいと思ことです。

しかし、「画像を掲載し、複数の応募所の選別、メッセージのやり取り、受け渡し日時を確保」などを考えるとちょっと欲が出て、手数料代として100円とか300円をつけたくなってしまいます。

これは完全にタイミングとモノによりますが、掲載した物が、安い価格の場合と無料にした時では、圧倒的に無料の方が応募者の食いつきが違います。

 

これは、ある日無料で出した不用品ですが、申込者が殺到?しました。

ですので、急いでいる場合や応募者の選別をしたい場合は、「粗大ごみ料金を払わなくて済んだと思えば安いもんだ」と思い、無料にした方が良いと思います。

 

「無料・値段が安い」に飛びつく層はトラブル・マナーが悪い?

最後にジモティーでのトラブルマナーについて書いてみます。

これはよくビジネスで言われていることですが、単価が低い(価格が安い) ビジネスにおいては、クレームが多く、逆に高価格帯のサービスについてはクレームが少ないということです。

なぜ、値段によってクレームの数が違うのかは、ここでは省きますが、 無料で物がもらえる・安く買えるジモティーでは、クレーム(変な人)が多いんじゃないかということが想像できます。

しかし、過去に30回以上取引して、トラブルになったことはありません。

それは、たまたま運が良かったのかもしれません。

追記 2021年11月
後半の30~60回目の受け渡しで、ドタキャンなどくらい、近年マナーの低下がみられます。

 

実際、 私が取引してる相手に会ったとき、「過去にトラブルありますか?」と、聞くようにしているんですが、何人かは「約束がすっぽかされた」などと言っていました。

ただ、私の場合、思うことがあって、料金を安くする・ 無料にすることによって、応募者の数を増やすようにし、こちらでトラブルになりそうだなと思う人を外したことも影響しているかもしれません。

 

例えば、商品を掲載する時に「申し込み時は、引き取り希望日時を書いてください」 と書いているにもかかわらず、7割~8割の方は希望日時を書かずに送ってきます。

特にひどいのは、「これまだありますか?」、「 前から欲しかったんでください」 などの1行文で送ってくる人で「お前は友達にLINEのしてんのか」という感じです。

つまり、文章をちゃんと読んでいないということです。このような人たちは申し訳ないですが省きます。

あとは、プロフィールで書かれている文章、過去の取引の評価等で 総合的に判断します。

 

他に、なるべく申込者を多く募集し、その中から条件が良い人を選別したいため、取引希望のメッセージをいただいても、私は最大で1日待つことがあります。

しかし、ジモティーには、既読という自分が送ったメッセージを相手が読んだというのが、分かるシステムになっているため、私がメッセージを読んでから、半日ぐらいすると「返事まだですかー」・「無視してますかー」と、気が短い人がたまにいます。

私はインターネットの前のパソコン通信世代ですので、メール・メッセージの返事が1日~2日来なくても全く、なにも感じません。

しかし、 今の若い人たちは、相手がメッセージを読んだというのが分かってしまうと、「なんで、すぐ返事を返さないんだ」って思ってしまうんでしょう。

テレビでやっていましたが、中学生・高校生が、夜遅くまでスマホを持ちっぱなしにする理由がこの一つのようです。

学校という狭い環境で生きている、相手の反応を伺って過敏に気にしてしまう年頃といえば、それまでですが、ちょっと今の時代はかわいそうですね。

 

ジモティーを使って、へー思ったこと

ちょっとしたお礼の品をくれる

私は基本的に、不用品は無料にしているのですが、差し上げた1割ぐらいの方は、ペットボトルやお菓子など、200円程度のお土産をくださる方がいらっしゃいます。

 

遠くから来る

私は川崎市に住んでいますが、中古で買っても2000~3000円の商品だろうというのに、湘南や埼玉から来る人がいらっしゃいました。いや、限定品とか、 プレミアムが付いているわけではないんですよ。

ひょっとしたらドライブが好きで、ドライブがてらと言うことかもしれません。

 

金持ちである

無料で引き取りと言うと失礼ながら、お金に困ってる方々(私もそのうちの一人)の印象を受けますが、国産高級車や外車で取りに来る方が、いらっしゃいました。うーん、こちらもドライブがてらということでしょうか。

お金持ちの人は、意外とケチ・洋服はユニクロなどと、よく聞きますので この話は案外当たっているかもしれません。

 

最後に

変な相手に当たらなければ、 粗大ごみ費用も抑えられ、手軽に処分できるので、ジモティーはお勧めのサービスです。

上記で書いたように、変な人に当たる確率はそれほど多くありません。

ただ匿名のやり取りになるため、女性の一人暮らしの方は、 家から運ぶときは男友達にいてもらう、運べるものは近くのコンビニ等で手渡しするなどの対応をした方がいいでしょう。

引っ越しや家の整理をするときは、是非ジモティーをうまく活用して、処分費用を抑えてください。

 

追記 現在はジモティーを使わず捨ててしまってます

不要のモニターアーム

いらなくなったモニターアームやタブレットスタンドなどが出てきて、ジモティーで欲しい人にあげようかと思いましたが、下記の二つのことがあり細くして、小物金属ゴミとして処分しました。

 

細かく裁断したモニターアーム

川崎市では、長さが30cm以内であれば小物金属のゴミとして、無料で持って行ってくれるのです。

※ この画像を見て「あー勿体ない」と思った人、気持ち分かります。私も同じ気持ちですw

 

理由1 定型文での応募

ジモティーに掲載する時に「取りに来れる日時を書いて申し込んでください」と書いているにも関わらず、申し込み時に選ぶだけで記入ができる定型文「品物に興味があります。お取引が可能かご相談させてください。」とかで問い合わせている人が多数なんです。

これはジモティーのパソコン・スマホの申し込みページがそのようにさせている面がある。つまりUIが悪い。申し込み画面を見てみましょう(2021年現在の画面です)。

 

ジモティPC版

上記は、パソコンからの問い合わせホームです。チェックするだけで文章が書ける。

 

ジモティスマホ版

続いてスマホ版。スマホ版は商品紹介ページをスクロールしないと説明文が表示されない。

しかも、画面下には「ぜひ譲ってください」のボタンがあるため、説明文を見ることなく、このボタンを押してしまう人が多いと思われる。

「ぜひ譲ってください」のボタンを押すと、すでに定型文が入力されている画面に移りそのまま「送信」ボタンを押すと、たった2回のタッチで譲って欲しいとメッセージを送ることが出来る。

この画面の構成・遷移が申込者に「ただボタンを押させるだけ」の結果になってしまっている。

 

私は要らなくなったら早く処分したいと思う人間なので、多数申し込みがあった場合、早く取りに来れる人を優先します。

これをやられてしまうと、再度こちらから申込者全員に「何日に取りに来れますかと」聞かなければなりません。

ちょっと上から目線の考え方ですが、こちらは無料で差し上げるのに、なんでこんな手間のかかることをしなきゃいけないのかと途中で嫌になります。

それだったら、今はネットで粗大ごみの申し込みができるので、ちゃちゃっと申請しコンビニでゴミ代金を払って処分した方がマシです。

 

理由2 ドタキャン

私は朝起きるのが遅いのですが、朝早く取りに行きたいと言うので、前日に早く寝て時間調整したにも関わらず、朝スマホを見てみると「用事ができたのでキャンセルさせてください」とメッセージが届いてました。

普通であれば、代わりの日にちについて聞いてきますが、そのことについては一切ありませんでした。つまりもう必要ないということらしいです。

この方は悪い評価はない方でしたので、警戒はしなかったのですが(はっきり言って、取引相手の過去のやり取りを見て大丈夫か判断するのでさえ面倒くさい。こんなんだったらさっさと捨ててしまいたい)、200円から500円単位のいらないものについて、多数出品している方でした。

こういう人はお金に執着が強いんではないかと思うので、ちょっと場合によっては面倒くさい人かなと気になったのですが、今回は予感が当たってしまいました。

このように、こちらは無料で提供しているにも関わらず、それに対する負担が大きすぎます(有料提供は別)。

ジモティを使い始めた頃は「ゴミを減らすことに協力できる」「不用品をお金に困ってる人に役立ててもらえる」などのボランティア的なメリットを感じて使っていましたが、現在は、一部のマナーの悪い人に振り回されるのが嫌で使わなくなりました。

 

ジモティーも最初の頃はよかったのです。

が、だんだん利用者が増えるにつれ、マナーの悪い参加者が増加し、ハズレの人に当たる時が増えてきました。

最初の頃はよかったけど、人が増えてくると悪い人が増えるというのは、ジモティーに限ったことではなく、ヤフオクやメルカリ・ウーバーイーツ・ツイッターにも言えます。

というわけで、今後ジモティーは使わないことにしました。

私は「物がもったいない・エコ」より、「イライラの原因を無くす・時間の無駄」を節約したい。

さようならジモティー。今までありがとう。

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