海抜を調べて過程で、「海抜」と「標高」とどちらかの言葉で記載されているのを見かけたことがあると思います。
この2つの言葉の違いは、何なんでしょうか。
実は、高さに関しては、どちらも同じ!になります。
つまり、標高3m=海抜3mと、いうことになります。
同じ意味なら、なぜ2つの言葉で高さを表現しているのでしょうか。
海抜の意味
海抜は、近くの港湾の平均海面を基準(0m)として、土地の高さを測った数値になります。主に海に近い地域で、高さを表す言葉としてよく使われています。
標高の意味
国土地理院(測量法)では、東京湾の平均海面を基準(0m)にして、土地の高さを測定することを標高と呼んでいます。
主に山の高さを表す時によく使われています。
海抜と標高が同じ理由
以上の説明から、「標高」は東京湾、「海抜」は近くの海面を基準として土地の高さを測定することとわかりました。
しかし、同じ場所で「標高」と「海抜」の高さが違う場合は、混乱してしまいます。
そこで、離島などを除き「海抜」も東京湾を基準とした高さで表すようになりました。
これが「海抜」と「標高」が同じ理由になります。
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