
Windows 11の動作が重いときは、まずいつ・どの操作で遅くなるかを確認します。
起動直後だけなのか、特定のアプリだけなのか、常に重いのかで調べる場所が変わります。アプリを一度に削除する前に、タスクマネージャーで使用状況を見ましょう。
最初に症状を分ける
- 電源を入れてから使えるまでが遅い:スタートアップアプリと更新処理を確認します。
- 特定のアプリだけ重い:そのアプリの更新、ファイル、アドインを確認します。
- 常に重い:メモリ・ディスク・CPUの使用率、空き容量、Windows Updateを確認します。
- 急に重くなった:直前に入れたアプリや更新、セキュリティスキャンの実行状況を確認します。
タスクマネージャーで負荷の原因を探す
- 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーでタスクマネージャーを開きます。
- 「プロセス」でCPU、メモリ、ディスクの列を選んで使用量の多い順に並べます。
- どのアプリが負荷をかけているか、数分間の変化も確認します。
使用率が高いプロセスを見つけても、名前の分からないWindowsのシステム処理をむやみに終了しないでください。
Windows Updateやセキュリティスキャンは一時的に負荷が上がることがあります。作業中のアプリを終了する前には文書を保存します。
空き容量とスタートアップを確認する
「設定」→「システム」→「ストレージ」でCドライブの空きを確認します。空きが少ない場合は、不要なダウンロードファイルや使わないアプリを見直します。
「クリーンアップ対象候補」を開くときは、削除対象の内容を読んでから実行してください。
タスクマネージャーの「スタートアップ アプリ」では、Windows起動時に自動実行されるアプリを確認できます。
常時必要でないアプリだけを「無効」にします。無効化はアンインストールではなく、必要なら元に戻せます。
セキュリティソフトなど、役割を理解していないものは変更しないでください。
Windowsとアプリを更新して再起動する
「設定」→「Windows Update」で更新の状態を確認し、必要なら作業を保存して再起動します。
更新の直後は処理が続いて一時的に重い場合があります。アプリが一つだけ重いなら、そのアプリの更新を優先します。
セキュリティとハードウェアも確認する
急に重くなり不審なポップアップも出るなら、Windows セキュリティでスキャンを実行します。
ディスク容量に余裕があり、起動アプリを整理してもメモリが頻繁に埋まる場合は、搭載メモリと使い方が合っていない可能性があります。
古いHDDや故障の兆候がある場合は、重要なファイルを先にバックアップしてください。
よくある質問
「高速化ソフト」を入れれば直りますか?
原因が分からないまま追加のソフトを入れると、常駐処理が増えることがあります。まずWindows標準の使用状況とストレージを確認します。
初期化した方が早いですか?
初期化はアプリや設定に影響する最後の手段です。原因の切り分けとデータのバックアップを済ませてから、Microsoftの回復手順を確認してください。
まとめ
遅くなる場面を特定し、タスクマネージャー、Cドライブの空き、スタートアップ、更新の順に調べます。
原因が一つのアプリなら、そのアプリに絞って対処すると不要な変更を避けられます。
