
大容量のiTunesライブラリは外付けHDD・SSDに置けますが、「保存場所を変更」するだけでは既存曲が移動しません。
実ファイルと参照先の両方を整える必要があります。
ライブラリと音源の保存状態を確認する
- 現在のライブラリの実ファイル場所を確認します。
- 外付けドライブの容量とファイルシステムを確認します。
- iTunes Library.itlまで移すか、音源フォルダだけ移すかを決めます。
まずファイルをまとめるか、そのまま動かすかを決める
ライブラリに追加した曲が複数のフォルダへ分散しているなら、先に音源を統合してから外付けSSDへ移す方が参照切れを防ぎやすくなります。
ただし統合は音楽ファイルのコピーが発生し、同じ程度の空き容量が必要になることがあります。
保存先フォルダの変更だけで全曲が自動的に移動するわけではありません。
ライブラリデータベースと音源本体をどこへ置くか、作業前に決めておくことが大切です。
データを保護しながら試す手順
- iTunesを閉じてライブラリ一式をバックアップします。
- iTunesの「ライブラリを整理」→「ファイルを統合」を検討します。
- 外付けドライブへフォルダをコピーします。
- 必要に応じてShift起動から移動先のiTunes Library.itlを選択し、曲を再生します。
外付けSSDへコピーしてから参照先を切り替える
唯一の音源を「切り取り→貼り付け」で移動するより、まず外付けへコピーし、容量と曲数を比較したうえで参照先を切り替える方が安全です。
作業途中にUSBケーブルを抜いたり、PCをスリープさせたりしないようにします。
移行後は同じアルバムだけでなく、最近追加した曲や別のフォルダに置いていた曲も再生して確認してください。
旧保存先の削除は、バックアップがそろってからにしましょう。
ドライブ文字が変わると見つからなくなる
接続順などによりWindowsが外付けSSDへ別のドライブ文字を割り当てることがあります。
iTunesが古い保存場所を参照していると曲の横に「!」が付く原因になります。
Windowsの「ディスクの管理」で文字を確認できますが、変更するとほかのアプリにも影響するため注意が必要です。
取り外し可能なドライブへ移すなら、使うたびに接続する運用が可能かも考えてください。
外付けSSDを取り外す使い方のリスク
音源を外付けSSDに移した場合、ドライブを外すとその間は曲ファイルを再生できなくなります。
曲名だけが残って「!」マークが付いても、ドライブを再接続すれば解決する可能性があります。
取り外した状態で曲を一括削除して再登録すると、元のプレイリストとの関連が壊れることがあります。
使うときは先にSSDを接続し、Windowsが以前と同じドライブ文字を割り当てているか確認しましょう。
コピー後に旧フォルダを消すタイミング
外付けへコピーできたことと、iTunesがそのコピー先を参照していることは別です。
数曲のファイルの場所を確認し、違うアルバムから再生テストを行ってください。
プレイリスト、星評価、再生回数が維持されているかも確認します。
旧フォルダを残せる間は削除せず、移行先のバックアップまで確保してから整理する方が安全です。
特に数万曲のコレクションでは、コピーが途中で止まっていないか容量でも比較する必要があります。
ディスク容量と転送時間の見積もり
音楽が数万曲ある場合、ALACやWAVのコレクションを外付けSSDへコピーするのに長い時間がかかることがあります。
移動元と移動先のファイル容量だけでなく、追加のコピー領域に余裕があるか確認してください。
ライブラリの統合を行うと、元の場所のファイルが残ったまま新しいコピーが作成される場合があるため、必要容量を過小評価しないことが大切です。
作業中はPCのスリープを避け、USBケーブルが抜けない環境で行います。
移動後に既存曲の場所が変わらない場合
保存先の設定を新しいSSDへ変更しただけでは、すでに登録済みの曲が一斉に移動するとは限りません。
曲の情報を確認し、新しいドライブ内のファイルを参照しているか調べてください。
旧フォルダを削除して初めて「!」が出たなら、参照先が切り替わっていなかった可能性があります。
コピー後の音源を実際に再生し、数枚のアルバムで場所を確認してから、旧データを整理することが重要です。
ドライブ文字の変更にも注意してください。
削除・移動をする前の注意点
外付けドライブを抜いたままiTunesを起動すると、曲の参照切れが発生する場合があります。
移動元は全曲確認後まで消さないでください。
ライブラリで解決しないときの確認
ドライブを常時接続しない使い方なら、ライブラリファイルを内蔵側に残し、音源だけ外付けにする構成も考えられます。
どちらでも接続していない間に曲を再登録しないようにしましょう。
まとめ
曲をコピーするだけでなく、ライブラリがどの場所を参照しているかを確認するのが成功の条件です。