
iTunes Library.itlは曲やプレイリストなどを管理するデータベースで、音楽ファイルそのものではありません。
開けない場合はバックアップとアプリの互換性を確認し、元ファイルを上書きしないことが重要です。
ライブラリと音源の保存状態を確認する
- iTunes Library.itlが存在するフォルダを確認します。
- 更新や別バージョンのiTunesを使った直後に発生したか整理します。
- 音源ファイルがiTunes Mediaなどに残っているか確認します。
ITLファイルは音声そのものではない
iTunes Library.itlは従来のiTunesが曲、プレイリスト、評価、再生回数などを管理するためのライブラリデータです。
数十GBの音楽コレクションを使っていても、ITLファイル自体に音声データが全部入っているわけではありません。
ファイルを削除してしまうと、音源が残っていても管理情報を失う可能性があります。
保存先や役割を理解しないまま、名前を変更したり別のファイルで上書きしたりしないでください。
データを保護しながら試す手順
- iTunesを完全に終了します。
- 問題のiTunes Library.itlとフォルダ一式を別の場所にコピーします。
- Shiftキーを押しながらiTunesを起動し、正常だったライブラリを選択します。
- 過去のバックアップがあればコピー側で復旧可否を確かめます。
壊れたように見えても別ライブラリの可能性がある
起動時にライブラリを開けない、曲数がゼロになる、プレイリストが見えないといった症状は、ITLの破損だけでなく違うライブラリを選んでいる場合にも起こります。
まず現在のiTunesフォルダをコピーし、旧PCやバックアップにある同名ファイルを探してください。
更新日時や曲数を手掛かりに比較し、元ファイルを上書きせずコピー上で確認します。
新しいiTunesで更新されたライブラリを古いアプリで開けない場合など、バージョンの差も原因になります。
復旧後は音源の場所まで確認する
ITLが正しく開けても、音楽ファイルの保存場所が変わっていると曲名の横に「!」が表示されることがあります。
ライブラリデータベースの復旧と音源への参照は別々に確認してください。
代表的な数アルバムを再生し、外付けドライブに置いた曲まで問題なく開けるか試します。
再生回数や星評価、プレイリストの曲順も以前どおりか確認したうえで、復旧した状態のバックアップを新しく作ると安心です。
iTunesの起動時にライブラリエラーが出た場合
エラーメッセージを記録し、iTunesのバージョンを確認します。
新しいバージョンで更新したライブラリを古いiTunesで開こうとすると、互換性の問題が起きる場合があります。
ITLファイルの破損と決めつけず、更新前後に何が変わったかを調べましょう。
問題のファイルを削除する前に、保存してあるITLとiTunes Mediaフォルダを別ドライブへコピーしておきます。
音源は残るのに評価やリストが消えた場合
新しい空のライブラリへMP3を再登録すると曲は聴けても、過去の評価や再生回数は以前のITLと結びつかないことがあります。
元のライブラリデータベースを探す価値があるのはこのためです。
旧PCやバックアップで見つかったITLを1つずつ比較し、曲数、プレイリスト、再生回数が一致するか確認してください。
古いファイルを現在のものへ上書きする前に、両方をコピーして残すことが重要です。
ファイルの更新日時だけで決めない理由
ITLファイルが複数ある場合、最終更新日時の新しさだけでは正しいバックアップを特定できません。
新しい日付のファイルが空のライブラリで、古いファイルが長年使ってきた音楽コレクションを記録している可能性もあります。
候補をコピーして保管し、ライブラリ選択機能で一つずつ開いて、曲数、プレイリスト、評価を比較します。
元のITLへ直接上書きしないようにすると、間違ったバックアップを選んだときもやり直せます。
バージョン互換性にも注意
iTunesのバージョンが変わると、ライブラリファイルの形式が更新される場合があります。
新しいiTunesで開いたライブラリを古いバージョンで開けないケースでは、ファイルが壊れたと断定しないでください。
エラー文に互換性の説明があるなら、その案内を確認します。
アプリを更新・変更する前に旧ライブラリをコピーし、必要なら対応する新しいiTunesで読み込む方法を検討します。
音源ファイル本体が残っている場合でも、古い再生履歴やプレイリストの保全にはライブラリデータが重要です。
削除・移動をする前の注意点
安易に.itlファイルの拡張子だけ変更しても修復できません。
新しいバージョンで更新したライブラリを古いiTunesで開けない場合もあります。
ライブラリで解決しないときの確認
.itlのバックアップが複数ある場合は、ファイルの更新日時とバックアップ当時の曲数を手掛かりにしてください。
問題がある.itlを正常なバックアップへ直接上書きする前に、両方を別フォルダへ保管します。
まとめ
音源の再読み込みで曲を聴ける状態には戻せても、元の評価・再生回数などのデータが復旧するとは限りません。