動画編集のお仕事をすることになり、比較的、高性能な自作PCを作ることにしました。用意したPCパーツは下記のとおりです。
- Intel CPU Core i7-7700 3.6GHz
- ASUS Intel H270 PRO
- CORSAIR DDR4-2666MHz 8GBx2枚 CMK16GX4M2A2666C16
- Intel Boxed SSD 335 Series 180GB MLC SSDSC2CT180A4K5
- 剛短3 プラグイン SPGT3-500P
- Pioneer BD-R 16倍速書込 S-ATA接続 BDR-209BK/WS2
OSは、手持ちのWindowsを使います。
BDドライブ Pioneer BDR-209BK/WS2取付け
ブルーレイドライブの「Pioneer BDR-209BK/WS2」をケースの5インチベイに取り付けます。スペックは、BD-R 16倍速書込 S-ATA接続です。
ドライブを奥に押し込んでケースに前面に合わせます。
ブルーレイドライブの位置合わせが終わったら、 左右2か所、計4か所にネジを取り付けます。
HDDとSSDの取り付け
次に、IntelのSSDと日立のハードディスクドライブを取り付けます。今回取り付ける自作PCケースには、2.5インチドライブを取り付ける場所がありません。
そこで、3.5インチのスペースに2.5インチのドライブを取り付けることができる、マウンターに一度、SSDとハードディスクを取り付けた後、3.5インチのスペースに取り付けます。
先程のblu-rayドライブと同じように、ネジで4箇所取り付けます。
ATX電源 剛短3 プラグイン SPGT3-500P取付け
ケースに電源(剛短3 プラグイン SPGT3-500P)を取り付けます。
続いて、電源の下にあるケースファンの穴の部分にファンを2箇所取り付けます。写真では撮り忘れましたが、前面にもケースファンを付ける所が2箇所あるため、そちらも取り付けます。
合計で、四つのケースファンを取り付けることになります。
なぜ、そこまでケースファンをたくさん取り付けるかと言うと、静音化するために、回転数が遅いケースファンを取り付けます。回転数が遅いとファンの音は静かになりますが風力が弱まるため、 それを補うために沢山取り付けました。
Owltech OWL-CBF002 ファン用二股電源ケーブル
マザーボードのケースファンコネクタが足りないため、ファン用二股電源ケーブルを利用します。今回は、OwltechのOWL-CBF002を二つ用意しました。
こちらがケースファン用の二股電源ケーブルです。
ファン電源入力側(メス)
ファン電源出力側(オス)
マザーボードにパーツを取り付けていく
続いて、マザーボードにパーツを取り付けていきます。はじめはメモリーを取り付けます。 DDR4-2666MHzの8GBを2枚差しデュアルチャンネルで使用します。
デュアルチャンネルとは2枚のメモリーに対して同時にアクセスをすることで転送速度を上げる技術です。そのため、2枚のメモリーは同じ物(仕様)でなければなりません。
また、ソケットにメモリを取り付ける際も上記画像のように、メモリの指定されたチャンネルに合わせて取り付けます。
合わせて取り付けない場合、動作はしますがシングルチャンネルとなり、アクセスの高速化は見込めません。
続いてCPUを取り付けます。 今回は、 IntelのCPU Core i7-7700 3.6GHzを取り付けます。
CPUは熱が出るパーツのため、熱を逃がすためにCPUの上にヒートシンクというパーツを取り付けます。CPUとヒートシンクの間にシリコングリスというものをつけることによって、熱の伝わり方が良くなります。
シリコングリスは歯磨き粉のように半固形状になっています。シリコングリスを付ける量は、人それぞれですが、だいたい1cm~2cmぐらいを目安に取り付けます。
今回はパソコンの音を静かにするために、CPU に付属のヒートシンクではなく、別売りの巨大なヒートシンクを用意しました。
ファンの回転数を低くすることで音は押さえられますが、風の量が減ってしまいます。それを補うために、大きいファン今回は12cmのものを用意しました。
この事によって、回転数を低く抑える(=音が静かになる)つつも大型ファンを使用することによって、風量を確保することができます。
CPU からヒートシンクに熱が伝わりやすくするように、今回は6本のパイプのものを用意しました。
マザーボードにパーツを付けた状態はこのようになります。こうやって、引いてみるとヒートシンクとファンの大きさが目立ちます。
パソコンである程度の性能を求めつつも、パソコンの音を静かにさせるには、このように大きなスペースが必要となります。
マザーボードに各種ケーブルを取り付けていく
マザーボードを固定するため、ネジでケースに取り付けます。ネジを取り付ける場所はだいたい4~5か所です。
次に電源から出ている電源ケーブルをマザーボードに挿します。この他にCPU用電源供給ケーブルも取り付けます。
次に、SSD・ストレージ用の電源ケーブルを取り付けます。今回使用する電源はプラグインタイプといい、 通常は4~5本のケーブルが電源から出ており、使用しないケーブルを取ったりすることはできませんが、プラグインタイプは必要な電源ケーブルだけを取り付けることができます。
このことでケース内がすっきりします。小型で内部が狭いパソコンケースでは、不必要なケーブルが、内部の風の流れを邪魔することがなくなるなどのメリットがあるため、これがが気になる人はプラグインタイプの電源をお勧めします。
先程、紹介したケースファンの二股のケーブルも付けていきます。
こちらはCPUファンの電源ケーブルです。
ブルーレイドライブ・SSD・ハードディスクに、SATAケーブル・電源ケーブルを付けていきます。
最後に、ケースの電源スイッチ・電源ランプ、ハードディスクアクセスランプ用のケーブルを取り付けます。
別途、拡張スロットにUSBコネクターを増設しました。
以上で、自作 PC が完成しました。
パソコンデスクは、ブロックで作った、自作のスタンディングデスクのため、ブロックの空きスペースを利用し、そこに自作 PC パソコンを置いています。
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