gootのはんだこてをレビーしたいと思います。
自分の持っているgootのはんだこてはCXR-30という型番ですが現行機種はCXR-31という数字がひとつ上がっているみたいです。
固めのグリップでしっかり握れて、細かい作業もばっちり。
ヒーターの根元部分のリングを回すことで、コテ先が分解できる
はんだこての細さは、身近なものだとSDカード裏面の端子の区切り部分と同じぐらいの細さ
一緒に購入した精密作業用はんだ。SD-34。線径0.8mm
SD-34の仕様
型番 SD-34 ヤニ入り
スズ含有率 60%
ヤニの種類 活性化ロジン
線径 0.8mm
長さ 約4.7m
融点 183~190℃
用途 チップ抵抗、チップコンデンサー、チップトランジスター、フラットIC
先程のはんだこての細さの比較。
この半田こては精密用のためコテ先が非常に細く、電子基盤やマザーボードなどのパーツ交換時に便利なタイプです。
特にチップのパーツなんかは小回りが利いて便利です。逆に電源コードやコンセントなどの接続箇所が大きい半田付けは向いて無いですね。
余分なはんだを吸い取るときは銅のメッシュになっている、はんだ吸取り線より、はんだ吸取器の方がおすすめです。
はんだ吸取り線は、余分なはんだの上に置いてコテの熱で温めしみこませて除去しますが、基盤や部品が熱にさらされている時間が長くなりがちでダメージを受けやすくなります(基盤の導線が浮いてきたりなど)。
その点はんだはんだ吸取器は、はんだが溶けた段階ですぐに吸い取れるので熱によるダメージを最小に抑えられます。
また、繰り返し使えるので今後長くパーツの取り付けなどを行うのであれば経済的です。
※はんだ吸取器
ばねの力ではんだを瞬時に吸い込む道具。イメージとしては注射器を思いっきり引っ張って液体を吸い込む動作です。