
Excelでメモリ不足やリソース不足が出た場合、ファイルの大きさだけでなく、同時に開くブック、書式、画像、データモデルなどを確認します。
パソコンに空きメモリがあっても、Excel側の制約で処理できない場合があります。
この記事は、Windows版Excel(Microsoft365/Excel2024)を中心に説明します。
更新状況によって、タブや項目の名前が異なる場合があります。
エラーが出る操作とブックの状態を確認する
同じ文言でも、コピー中、保存中、ピボット更新中などで原因は異なります。
- エラーメッセージを記録します。
- どの操作で発生したか、ブックの容量を確認します。
- ほかのブックでも同じか比較します。
「メモリ」と表示されても、すぐにRAM増設が必要とは限りません。
同時に開くファイルとアプリを減らす
まず同時に処理する量を減らします。
- 保存できる他のブックを保存して閉じます。
- 不要なアプリを終了します。
- Excelを起動し直し、問題のブックだけで操作を試します。
大量のセルを一度にコピーする場合は、必要な列と行へ範囲を絞ることも有効です。
書式やオブジェクトや計算範囲を整理する
ファイルのコピーで、不要な要素を整理します。
- 大量の画像や図形、使っていないシートを確認します。
- データがない場所まで広がった書式や条件付き書式を確認します。
- 数式の参照範囲や、不要な外部接続を見直します。
削除や値への置き換えは、数式や更新機能を失うことがあるため、元ファイルを残して行います。
32ビット版と64ビット版を確認する
大量データを扱う場合は、Officeのビット数も確認します。
- 「ファイル」→「アカウント」→「Excelのバージョン情報」を開きます。
- 32ビット版か64ビット版か確認します。
- 64ビット版へ移行するなら、利用中のアドインやマクロの互換性を確認します。
64ビット版でも利用可能なメモリやシステム資源には限りがあります。
移行だけで必ず解消するわけではありません。
よくある質問
Windowsが64ビットならExcelも64ビットですか?
必ずしもそうではありません。
64ビット版Windowsに32ビット版Officeが入っている場合もあるので、Excelのバージョン情報で確認します。