メインに使っている Windows パソコン用にDELLの30インチモニター U3011を購入し、自宅に来たのでレビューします。
U3011は、WQXGA(2560×1600)の広い解像度で表示できますが、その分データ転送量が増えるため、通常のDVI(シングルリンク)では転送量が足りず、2倍以上の量が確保できるデュアルリンクで接続します。
今まで使用していたビデオカードRadeon HD4350は、シングルリンクしか対応していない為、デュアルリンクに対応しているRadeon HD 5450に付け替えを行います。
今まで使用ていたRadeon HD4350(下:PCIe x1に改造済)とRadeon HD5450(上)。
マザーボードにRadeon HD5450を装着しました。これで、30インチモニターを取り付ける準備が完了です。
U3011は、ハイエンドシリーズにあたり、H-IPSパネル(らしい)、sRGB 100%、AdobeRGB 99%のカバー率があり、出荷時に色補正も行っている、色の再現に優れたモニターです。
また、輝点のドット抜け保証があり、1つでも見つかった場合は交換が出来るサービスもあります(販売店で、このようなサービスを提供している所はありますが、メーカー自身が行っているのは珍しい)。
24インチモニターとU3011の箱と比較。でかい。
箱を開けた様子。右側にケーブル類とマニュアル一式。
DELL U3011の付属品、DVI・VGA・USB・電源・DisplayPort(DP)ケーブル、ドライバCD・マニュアル、色補正完了証明書。
上の付属品を取り除いた後の様子。モニターが見えてきました。
箱の下に、固定キャップが4つあり、これを外すし箱が持ち上げられるようになっています。
中央の強くつまんで引っ張ると、外れる仕組みになっています。
キャップを外して、箱を取り出した様子。これで、取り出しやすくなりました。
モニターには、2048×1280(VGA)、2560×1600(DVI)の記載された保護シートが付けられています。
机に設置した様子。左が24インチで、右が30インチU3011。24インチが子どもに見えます。
気になる画面のブツギラ(虹色に光ったり、油膜が貼りついたりして見える等)は、一目で認識できます。ちょっと微妙。
U3011の中央にあるデルのロゴマーク。シルバーですが、それ程目立つません。
画面右下にある、電源スイッチ(物理ボタン)、とメニュースイッチ(キャパシティブタッチスイッチ)。
キャパシティブタッチスイッチは、指を近付けるとボタンが反応します。が、ステンレス缶などにも反応するため、近くにコップなどを置くと、ブルーのライトが点滅した状態になり、気が散ります。
U3011のOSD(on screen display)は、このような感じで表示れ、操作がしやすいです。
モニターのスタンド部分。奥行きがそれ程、要求されずコンパクトに設置が可能です。
左側になる、SDカードリーダー、USB2.0端子が2つ。パソコンが机の下の置くまった所に設置しているため、手元に届く範囲にあるのはありがたいです。
背面にある、コネクタ端子類。かなり豊富に用意されています(DVIx2、VGAx1、HDMIx2、コンポーネント、SUB-up、SUB-downx2)。
電源、サウンドバー用DC電源コネクタ、オーディオ出力(5.1ch)、 DisplayPortx1。
DVIのシングルリンクとデュアルリンクのケーブル比較
上が、DVIのシングルリンクで、下がデュアルリンクケーブル。ケーブルの太さが違います。
30インチの使用感ですが、広大なデスクトップに感激です。画面に複数のソフトを重ならずに、並べることができるので、ネットや電子化した書籍の資料を見ながら、文章の作成が出来き、とても捗るようになりました。
また画像やウェブ・動画の編集もパレットやタイムライン、プロパティを心置きなく広げられるので、マウスの操作も減り、作業が効率化しました。
24インチディアルの時よりも30インチの1枚の方が目線の移動が少なく、操作しやすいので、お勧めです。
コメントをどうぞ