
iTunesが自動取得するCD情報は、Gracenoteに登録されたデータに基づくため、別盤の情報が付いたり表記が違ったりすることがあります。
曲の音声に問題がなければメタデータだけ修正できます。
CDと光学ドライブの状態を確認する
- 同名の海外盤・国内盤、再発盤がないか確認します。
- 曲数と曲順が一致するか実際のCDジャケットと照合します。
- 表記の不一致が特定曲だけかアルバム全体かを切り分けます。
CD情報の自動取得は間違えることがある
同じ曲数と近い収録時間を持つ別版のCDが存在すると、オンラインデータベースが誤ったアルバムを候補として出す場合があります。
アルバム名が正しく見えても、個々の曲名、曲順、発売年が異なることがあります。
再生できる音声ファイルと、その上に表示する曲情報は別なので、間違ったタイトルが付いたからといってCDを取り込み直す必要は通常ありません。
まず手元のジャケットや帯と照合しましょう。
CDとパソコンで試す手順
- CDを挿入して「トラック名を取得」から別候補があるか確認します。
- 適切な候補がなければ曲を選択して「曲の情報」を開きます。
- アルバム名・アーティスト・トラック番号を正しく入力します。
- 複数曲に共通する項目はまとめて編集し、個々の曲名は個別に直します。
修正するときは共通項目と個別項目を分ける
アルバム名、アルバムアーティスト、ディスク番号などは複数曲をまとめて選んで編集できます。
一方、曲名や曲順は曲ごとに違うため、一括入力すると全曲が同じ情報になるおそれがあります。
サウンドトラックやオムニバスでは個々のアーティスト名を残したまま、アルバムアーティストやコンピレーション設定を整えると整理しやすくなります。
修正後はアルバム表示でまとまるか、曲順が正しいかを確認します。
直した情報は別の機器でも維持される?
音声形式によってタグ情報の扱いが異なります。
MP3やAACでは編集した情報を受け渡せる場合がありますが、WAVではメタデータ管理に制約が出ることがあります。
USBメモリへコピーしてカーオーディオで聴く予定なら、数曲でタイトル表示を試してみてください。
再生回数やプレイリスト情報は通常の音声タグとは別にライブラリ側で管理されるため、ファイル名や曲情報を直しただけで引き継がれるわけではありません。
同名アルバムの違う版が登録された場合
日本盤と海外盤ではボーナストラックの有無や曲順が違う場合があります。
自動取得された情報を適用する前に、収録曲数だけでなく手元のCDジャケットや再生時間も確認します。
誤った情報を入れてしまっても、音声が正常なら再取り込みは通常不要です。
曲の情報画面で、共通のアルバム名と個々の曲名を分けて修正すると効率的です。
曲名を修正したのにアルバムが分かれた場合
アルバム名の末尾の空白や、アルバムアーティストの違いで別の作品として認識されることがあります。
複数の曲の情報を比較し、共通の項目だけを統一してください。
コンピレーションアルバムなら曲ごとのアーティストを残したまま、コンピレーション設定を使う方法もあります。
表示がまとまったあとでトラック番号とディスク番号を確認すると、曲順まで正しく整理できます。
CDの曲名が間違っていても再取り込みは不要
音声ファイル自体は正常なのにアルバム名や曲名が違う場合、曲情報の編集で修正できます。
自動取得したデータが別の版だった場合も、手元のCDジャケットを見ながら修正してください。
アルバム共通の項目をまとめて編集する場合、曲名やトラック番号まで全曲同じ値に上書きしないよう注意します。
曲名が正しくなったら、曲順とアートワークも合わせて確認すると整理しやすくなります。
別のプレーヤーにコピーする予定がある場合
iTunesで表示される曲名が正しくても、別機器へファイルをコピーした際にはタグ情報の扱いが異なる場合があります。
MP3などのタグが正常に埋め込まれているかを確認し、USBへ少数の曲をコピーしてテストしてください。
WAVではメタデータや画像の扱いに制約がある場合があります。
将来ほかの機器で使うなら、再生互換性と曲情報の保存方式の両方を確認するとよいでしょう。
取り込み・書き込みで注意すること
音楽ファイルの整理設定が有効な場合、タグ変更によってファイル名やフォルダ階層も変わることがあります。
別ソフトと共有している音源には注意してください。
CDで改善しないときの追加確認
データベースに複数の候補があるCDは、曲数が一致しても別の版であることがあります。
曲名と再生時間まで照合し、間違った候補を選んでしまった場合は後からタグ情報を修正します。
まとめ
曲名の修正は音質に影響しません。
表記をそろえることで検索性とアルバムのまとまりが改善します。